退役迫るずんぐりむっくりのANA「737-700」はどんな機体? 記念デカールにも歴史あり

2021年6月をもって全機退役となるANAのボーイング737-700。稼働している2機に、退役記念ステッカーが貼られます。多くの国内航空会社で運航されている「737NG」と走りとなったこの機は、どのような歴史を歩んできたのでしょうか。

さっと振り返るANAの737-700の歴史

 約16年ANAで活躍した737-700ですが、これまでこの機ならではのユニークな使い方がされています。

 737-700の1号機(機番:JA01AN)と2号機(JA02AN)は、同社のトレードカラーである青ではなく、金色の特別ペイントが施され、「ゴールドジェット」の愛称で呼ばれていました。ANAはその経緯を「中部空港の開港記念や、当空港を中心に運航することが予定されていたことから、名古屋に所縁のある機体として金のシャチホコをイメージしたとも言われています」と説明しています。

 また、10号機(JA10AN)と13号機(JA13AN)は、ビジネスクラスを中心としたシート配列と窓付きのトイレが特徴の「ANA BusinessJet」に。ここでは、737-700の航続距離を約2倍に延長したタイプ「737-700ER(Extend Range=航続距離延長型)」が世界で初めて導入されています。

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ANAの737-700型機に退役デカールを貼る様子(2021年5月10日、乗りものニュース編集部撮影)。

 デカール貼り付け作業は5月10日の夜9時すぎから1時間半程度実施されました。デカールのデザインは花束をメインコンセプトとし、感謝の花々に包まれながらラストフライトを飾る様子を表現してるとのこと。また、「ゴールドジェット」にちなんで、デカールには金色の帯があしらわれています。

 特別デカールを貼り付けた1機目は5月11日(火)から運航開始となり、もう1機(JA06AN)も13日(木)から運航が始まる予定です。また、中部空港では6月19日(土)の午前・午後に各1便ずつ、中部空港発着の退役チャーターフライトが実施される予定です。

【了】

【ドアップで見る】なんだかご利益ありそうな「退役デカール」

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