ソルテラの脇を固めた「警視庁EVパトカー軍団」に注目! 日本初のEV覆面も 東京マラソン
秘匿性高すぎ!? 日産リーフ覆面パトカー
三菱ミニキャブ・ミーブのほかに、今回の東京マラソンで姿を確認することができたEVパトカーがもう一台あります。それが日産「リーフ」のパトカーです。
ミニキャブ・ミーブのパトカーが、ツートンカラーに赤色灯と警察章を備えた、いわゆる白黒パトカーだったのに対して、日産リーフのパトカーは覆面仕様でした。またミニキャブ・ミーブが道路に出て交通規制などに従事していたのに比べ、リーフはコース脇にほかの警察車両とともにひっそり待機する形であり、赤色灯を載せていなければ警察車両ではなく、単なる大会関係車両に思えたほどです。
話によると、こちらも都費導入車だとのこと。加えてシートカバーを付けた状態で用いられていたため、警察に詳しいカメラマンの話によると、おそらく各警察署、いわゆる所轄や本部の幹部車両として配備されたのではないかということでした。
ちなみに、リーフも過去、白黒のツートンカラーをまとったことがあります。ただ、これは警察ドラマの劇用車や、「青パト」と呼ばれる防犯パトロール車両としてです。
なお、ハイブリッドカーならば、覆面パトカーでも数多く導入・運用されており、トヨタ「プリウス」を筆頭に、トヨタ「SAI」、トヨタ「アルファード」、トヨタ「エスティマ・ハイブリッド」、日産「セレナ」、ホンダ「インサイト」、同じくホンダの「フィット・ハイブリッド」や「フリード・ハイブリッド」などがあります。
また警護車として運用されているレクサスの「LS600h」もハイブリッド仕様であるほか、交通取締用として警視庁が導入したトヨタ「カムリ」も同じくハイブリッド仕様です。
それ以外にも、たとえば今後、数を増やすであろう新型220系クラウンパトカーの4WD仕様もハイブリッドカーであることから、今後はEVやハイブリッドのパトカーは増えることは間違いないでしょう。
警察車両の世界にも確実にEV化の波が押し寄せている、それを今回の東京マラソンで感じることができました。
【了】
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