ステルス戦闘機+核兵器 ドイツ「トーネード」後継にF-35を採用 F/A-18はキャンセル

軍事費増額でドイツもF-35ユーザーに。

F-35に加え「タイフーン」戦闘機も増強

 ドイツ国防省は2022年3月14日、老朽化した「トーネード」戦闘爆撃機の後継としてアメリカ製のF-35戦闘機を導入すると発表しました。

 国防省のトップであるクリスティーン・ランブレヒト国防大臣は、インゴ・ゲルハルツ空軍司令官とともに会見を行い、そのなかで「ロッキード・マーティンのF-35マルチロール戦闘機は、(NATOの)ニュークリア・シェアリング(核共有)政策における高性能な運用母機としてトーネードを置き換えます」とコメントしています。

Large 20220315 01
ロッキード・マーティン製のF-35A「ライトニングII」戦闘機(画像:アメリカ空軍)。

 すでにドイツ連邦軍は「トーネード」戦闘機を2030年に退役させると発表しており、一時はその後継にボーイング製のF/A-18戦闘機を導入する決定を下していました。しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受けドイツの国防費が大幅に増えたことにより、軍備増強の観点から再考し、今回ステルス戦闘機であるF-35に決定を覆したものです。

 説明によると、ドイツはF-35を最大35機調達するとのことで、ほかにもユーロファイター「タイフーン」戦闘機も追加購入すると明言しています。

 ちなみに、昨年2021年12月にはフィンランドもF-35を選定しており、今回のドイツの決定はそれに続くものです。これによりドイツは、世界で17番目のF-35導入国となります。

【了】

【空自トップも視察】名古屋にあるF-35の組立・整備拠点

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  3. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  4. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号