鉄道の信号、なぜ「青」がない? 赤と黄の意味とは 東京メトロが中高生にレクチャー

東京メトロと東京大学生産技術研究所が「鉄道ワークショップ2022」を開催。事前募集で選ばれた中高生計50人が参加し、鉄道信号機の仕組みを学びました。

操作を間違った…! でも安全装置があるから大丈夫

 注目したいのは、脇にある信号機です。入換信号機といい、赤と黄しか表示しません。ふつう、信号機といえば、道路にあるような「青・黄・赤」の3色タイプを想像するでしょう。それぞれの意味は「進んでよい」「止まれ」などですが、鉄道の信号機は色そのものに「時速何km以下で進め」という意味があります。

 東京メトロの場合、赤は道路と同じく「止まれ」ですが、黄は「25km/h以下で進め」。そしてポイントに設置されているという特性を考えれば、隣の線路に移るためにゆっくり進む必要があるわけです。逆にいえば、高速で進んでは脱線の危険があるため、青が表示されないのです。

 安全システムについてもレクチャーされました。電車役がポイントの上で左右のレールを触れさせる、つまり在線状態にしたまま、駅員役がスイッチを操作しますが、ポイントは動きません。もしそのまま動けば、列車は脱線してしまいます。万が一駅員が操作を誤っても、事故にならないよう安全システムが組み込まれているのです。

 実際の東京メトロの各線では、ATC(自動列車制御装置)やATO(自動列車運転装置)といったシステムで列車が動いているため、駅員などがすべてのケースでスイッチを動かしているわけではありません。ただし、日中など列車が比較的少ない時間帯には、訓練のために実車の制御においてもスイッチを扱うことがあるそうです。

 中高生らはほかにも、銀座線の三越前駅を表したコントローラーも見学。浅草方面、渋谷方面と、より具体的になった装置に見入っていました。

【写真】ポイントを間近で! 「電車役」を演じる生徒

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コメント

3件のコメント

  1. 高速道路やトンネルの手前の入口付いている電光掲示板に付いているライトと同じですね。あれも黄色は事故•渋滞有りで、赤が通行止めですから。

  2. 『ATC(自動列車制御装置)やATO(自動列車運転装置)といったシステムで列車が動いているため、駅員などがすべてのケースでスイッチを動かしているわけではありません』

    ここ意味不明。PRCとかARCとかだったら分かるが、ATCだのATOだの入れただけで進路が自動構成される訳じゃないぞ。役割が違う。

  3. まあ入換信号機じゃなくても進行現示自体が出ない所あるよね(中部とか関西を見ながら)

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