遠のく全通「圏央道」どこまで完成したのか 未開通部と開通予定、4車線化の現在は
神奈川県側も完成に向け進行中
【神奈川県】横浜湘南道路・横浜環状南線(16.4km)
新湘南バイパスの藤沢ICから栄IC・JCTを経て釜利谷JCTに至る「末端区間」が現在工事中です。実際には、藤沢ICからやってきた「横浜湘南道路」が、国道1号との交点・戸塚ICから釜利谷JCTに至る「横浜環状南線」に栄JCTで接続する、少しややこしい形になります。
藤沢から釜利谷までは、JCTやICをのぞきほぼ全区間地下。藤沢~栄はノンストップで、栄~釜利谷には公田(くでん)ICが設置予定です。
開通予定は、もともと2025年度だったのが、2022年8月に白紙に。原因はシールドトンネル工事の安全対策などで、掘削状況によりあらためて開通めどが発表されることとなります。横浜湘南道路のトンネル進捗は4分の1程度、横浜環状南線では折り返し地点をすぎたあたりです。トンネル以外の施設は進捗しており、栄IC・JCTのランプも大詰めに近い姿となっています。
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圏央道の開通部のうち、西半分はほぼ4車線化されています。久喜白岡~大栄はまだ2車線で、4車線化工事が進行中。一部である久喜白岡~幸手と境古河~坂東がことし3月に4車線化完了したのを皮切りに、2026年度までに全線4車線化をめざしています。
松尾横芝~木更津も一部を除きまだ2車線のままですが、こちらはまだ目立った動きがありません。
【了】
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