元祖「スカイライナー」から46年 空港連絡特急が面白い! 各社入魂の車両 まだまだ進化する?

日本で最初の空港連絡特急は、京成電鉄の「スカイライナー」です。それから約半世紀。空港連絡特急は各地へ拡大し、JRのみならず私鉄でも運行されています。現在まで続く歴史を振り返ってみましょう。

斬新なデザイン南海「ラピート」

「はるか」には281系電車が投入されました。デザインは和風テイスト。荷物室も備えられ、列車に積み込んだ荷物をそのまま航空機に搭載できるサービスも行われましたが、これは終了しています。

 設備は1+2列のグリーン車と、2+2列の普通車です。乗車時間を反映してテーブルが小さいなど、長距離特急とはやや異なる仕様でしたが、快適な設備です。なお、2020年より新型271系電車も投入されています。

「ラピート」には50000系電車が投入されました。建築家の若林広幸氏がデザインを担当し、流線型の前頭部に丸い窓という斬新な車両です。最速29分の列車ながら、スーパーシート(1+2列)とレギュラーシート(2+2列)の2クラスが設置され、近年も座席が交換されるなど、高いサービスレベルを維持しています。

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名古屋鉄道の2000系電車「ミュースカイ」(安藤昌季撮影)。

 2004(平成16)年10月には、中部国際空港へのアクセス路線として、名古屋鉄道空港線が開業します。当初は空港関係者限定で、3か月後の2005(平成17)年1月に一般旅客も利用可能となった際、空港連絡特急用として投入されたのが2000系電車です。車両愛称は「ミュースカイ」。2008(平成20)年より列車種別にもなっています。

 2000系は空港への所要時間を短縮するため、曲線通過速度を上げる車体傾斜装置を装備。側扉は大型荷物を考慮して、幅広の両開き扉としています。多客期の併結を考慮して、先頭車は貫通構造です。足元空間を広げるために、座席ヒーターの小型化も行われました。また、名鉄特急伝統の前面展望を実現すべく、運転室にカメラが設置され、その様子は車内の液晶ディスプレイで放映されます。

最も豪華? VIP用グリーン個室を備えた空港連絡特急(写真)

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