元祖「スカイライナー」から46年 空港連絡特急が面白い! 各社入魂の車両 まだまだ進化する?

日本で最初の空港連絡特急は、京成電鉄の「スカイライナー」です。それから約半世紀。空港連絡特急は各地へ拡大し、JRのみならず私鉄でも運行されています。現在まで続く歴史を振り返ってみましょう。

「成田エクスプレス」へ新型車両が導入

 2009(平成21)年、JR東日本は特急「成田エクスプレス」へ新型E259系電車を投入します。E259系は、個室や1+1列グリーン席といった豪華設備こそ廃止しましたが、普通車でも全座席へコンセントと枕、通路上方の液晶ディスプレイが設置されました。これは時代を先取りするものでした。

 翌2010(平成22)年に成田スカイアクセス線が開業すると、京成「スカイライナー」が最高速度160km/h運転を開始します。この在来線最速運転を実現するために投入されたのが、AE形(2代目)です。ファッションデザイナーの山本寛斎氏がデザインを担当し、スタイリッシュかつ日本の伝統造形も取り入れられました。

 車内には明るいドーム型天井や、営業用鉄道車両としては最大級となる26インチ液晶ディスプレイを搭載。運転台のカメラでの前面展望も放映されています。座席も幅やシートピッチをAE100形より拡大したほか、個別にコンセントも設けられました。

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E259電車の普通車(安藤昌季撮影)。

 特に旅行者にとっては、その街の“顔”となり得る空港連絡特急。時代ごとの最先端技術を取り入れ進化してきており、今後の発展も期待されます。

【了】

最も豪華? VIP用グリーン個室を備えた空港連絡特急(写真)

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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