実に50年越し! タミヤ「I号戦車~VI号戦車(ティーガー)」まで全てのドイツ戦車が揃う 全日本模型ホビーショーで新製品発表

え、今までなかった戦車あったの?

これまで一度もキット化がなかったI号戦車

 全国の模型やラジコンメーカーなどが新商品を発表するプラモデルの見本市「全日本模型ホビーショー」が、2024年10月12日・13日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われました。

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新製品であるタミヤの1/35スケールのI号戦車(乗りものニュース編集部撮影)。

 自動車やバイクなどのほかにも、戦車や軍用機、艦艇などの新スケールモデルなども登場するこの同イベントですが、タミヤブースでは意外なことが判明しました。

 イベントでタミヤは、今回の目玉製品として、第二次世界大戦中にドイツで運用されたI号戦車を展示していました。1/35スケールを戦車モデルの世界的なスタンダードにしたタミヤですが、実はI号戦車については今回が初のキット化なのだそうです。

 この製品の登場により、第二次世界大戦中にドイツ軍が使ったI号戦車からVI号戦車である「ティーガーI」「ティーガーII」が揃いました。ブースの担当者に話を聞くと、「旧IV号戦車のキットからだと、50年は経っていますね」とのことで、実に半世紀の歳月を経て、すべての戦時中ドイツ戦車が揃ったことになります。

 なお、I号戦車の製品化に際しては、スペインに現存している車両を取材したとのことです。

 会場ではほかに、ハセガワの「ホンダ XLR BAJA(MD22)(1991)」、マックスファクトリーのホンダ製の船外機「BF350」の実物とそのプラモデルの同時展示をしているブースもありました。

【了】

【全車集合!】タミヤブースで揃ったドイツ軍戦車(写真)

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