もしかして新幹線最強!? N700系列なのに全然違う「実力派」7000番台の魅力とは パワーも座席も一味違った!
山陽・九州新幹線のN700系7000番台は、東海道・山陽新幹線のN700系とは異なる特徴を多く持つ、個性派の車両です。性能面でも「新幹線最強」と呼ぶにふさわしい実力を秘めています。
新幹線トップクラスの走行性能
特筆すべき点は、まず走行性能です。九州新幹線には最大35パーミルの急勾配区間が存在するため、7000番台はオリジナルのN700系と異なり全電動車編成となっています。8両編成の編成出力9760kWは、もし16両編成なら1万9520kWに相当します。通常のN700系は編成出力1万7080kWですから、1両あたりの出力は単純計算でも約14.3%高いわけです。
これは、同じく全電動車編成である500系16両編成(W1編成)の1万8240kWを上回ります。優れた加速力を考えても、新幹線の中でもトップクラスの走行性能を有しているといえます(特別なダイヤが組まれているわけではありませんが)。
車内デザインはJR九州とJR西日本が協力しています。インテリアテーマは「『和』と『寛』――品格ある洗練された居住空間」で、通常のN700系より使用されている色数が多いのが特徴です。
2+3列の普通車自由席はN700系と同じですが、2列側が茜(あかね)色、3列側が縹(はなだ)色で、表面には市松模様が施されています。座席幅は3列側の中央席のみ460mmで、他は440mmです。
デッキの仕切り壁には若桜調の木目張りが用いられ、床面は石畳み風の石目柄です。
普通車指定席は、700系「ひかりレールスター」で好評だった2+2列配置を踏襲。濃い菜種色に、日本の山並みをイメージした遠山紋をアレンジした紋様が施され、華やかながらも落ち着いた色合いです。背面テーブルや肘掛けに朱桜色の木材を採用され、高級感を演出しています。床面は自由席と同じく、石畳み風の石目柄です。
座席幅は460mmですが、肘掛け幅が広いこともあり、数値以上のゆとりを感じます。中間肘掛けは跳ね上式なので、例えば夫婦と未就学児での利用では、使い勝手の良い車両といえます。自由席とは異なり、ドリンクホルダーもあります。
着座感は無理のない堅実な設計です。枕やフットレスト、レッグレストはありませんが、普通車であることを考えるなら最高レベルの座席といえます。





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