NASAの“元JAL怪鳥”ついに完成! 旅客機からの“魔改造”の様子が公開 窓拡張、巨大穴も…面影ゼロに!?

NASAはボーイング777旅客機次世代「飛行科学研究所」が、旅客機からの改修を完了したと発表しました。この777-200ER「N577NA」は、実は元JAL機です。どのような改修を受けたのでしょうか。

JALの「JA704J」として運用

 NASA(アメリカ航空宇宙局)はボーイング777旅客機をベースにした次世代「飛行科学研究所」が、旅客機からの改修を完了したと発表しました。この777-200ER「N577NA」は、実は元JAL(日本航空)機です。

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JALで「JA704J」として運用されていたボーイング777-200ER(乗りものニュース編集部撮影)。

 この次世代「飛行科学研究所」のベース機は、2003年から2021年までJALの「JA704J」として運用され、国際線・国内両方で運航されました。NASAではこれまで1969年に製造された4発ジェット機「ダグラスDC-8」をベースにした「飛行科学研究所」を運用し、考古学、生態学、地理学、水文学、気象学といった分野における、実験用データの収集などに使用してきましたが、2024年をもって退役。DC-8の後継機として、この元JAL機が使われることになりました。

 NASAによると、改修内容は専用研究ステーションの設置や広範囲の配線工事、客室窓の拡張やリモートセンシング機器を取り付けるための開口部の設置などです。この機を用いた初めてのミッションの実施は2027年1月を計画しており、そこでは寒気の流入、強風、吹雪、氷嵐など、冬の気象現象の影響が大きい事象を調査し、詳細な大気観測データを収集する予定です。

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