溝が減ったタイヤの寿命を延ばす術 ミシュランタイヤ「ジャパントラックショー2026」で実演! 持続的な未来を足元から支える
日本ミシュランタイヤが「ジャパントラックショー2026」に出展し、物流業界の持続的な未来に貢献する製品展示などを行いました。環境に配慮した新性能タイヤも、その性能を最大限発揮するにはデータ活用が欠かせないとしています。
優れた性能を引き出すには「データ活用」が必至!
ミシュランではLCA(ライフサイクルアセスメント)を導入しており、ブース壁面にはその旨が掲示されていました。LCAとはタイヤの製造から廃棄までの環境負荷を総合的に評価する手法です。製造から運搬、装着、回収、再資源化などの流れで、どの段階でどのくらいCO2が発生するか、環境負荷が発生するかを計算しており、展示でもその数値が示されていました。
最も環境負荷が高いのはやはり使用段階(90%)であるため、ミシュランは転がり抵抗が低いタイヤによる省燃費化や、タイヤ自体を長持ちさせることにより、経済と環境の両面で持続可能な輸送に貢献するとしています。
もうひとつが、優れたタイヤ性能をより引き出す「データ活用」です。近年は、タイヤを適切に管理・記録していることの証明が求められます。
そこでミシュランはタイヤ残溝や空気圧など点検データの履歴管理が行えるデジタル点検・管理ソリューション「MICHELIN Tire Care(ミシュラン タイヤケア)」を提供。これを活用することで、デジタルツールを使用したタイヤ点検とデータ入力、必要なタイヤ交換の時期を把握でき、タイヤ使用サイクルの可視化・最適化が図られ、適切なタイヤ管理による“タイヤ以上の価値”を最大化できます。
そのほか会場では、優れた省燃費性能とロングライフ性能を実現し、運行コスト削減や生産性向上に寄与する「MICHELIN X MULTI ENERGY Z(ミシュラン エックス マルチ エナジーZ)」と、摩耗してもグリップ性能が続き、安心・安全と輸送効率の最大化を可能とした「MICHELIN X MULTI WINTER Z(ミシュラン エックス マルチ ウィンターZ)」の次期モデルの参考展示、リグルーブの実演などが行われていました。
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タイヤは持続可能な物流を実現するための価値ある存在であると教えてくれたミシュランブース。物流の便利さを享受する私たちも、利用するだけではなく多くを学ぶべき時期に来たと筆者(遠藤イヅル)は実感しました。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれの自動車・鉄道系イラストレーター/ライター。雑誌、WEB媒体で連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。クルマは商用車や実用車、鉄道ではナローゲージや貨物、通勤電車、路面電車、地方私鉄などを好む。





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