「もう乗れない…!」 沖縄のモノレールが“ドル箱”化? 8年で乗客倍増、山手線並みのラッシュでうれしい悲鳴
沖縄県那覇市を走るモノレール「ゆいレール」が、観光客の急増で深刻な混雑に見舞われています。あまりの混雑に重量オーバーで緊急停止する事態も発生。混雑緩和の切り札として3両編成の増強が進められています。
重量オーバーで緊急停止するという開業以来初の「珍事」も
ゆいレールは、特に1人で大きなキャリーケース“2本差し”(2個持ち)の観光客に人気のようです。
タクシーよりずっと安く、那覇名物の早朝・夕刻の交通渋滞でイラつくこともありません。バスと比べても定時性に優れ、乗り降りも楽で運行本数も多く(平日朝7時台は14本、日中は7~9本)、しかも速い(那覇空港~県庁前間の所要時間は13分)のがウケています。
電車内の混雑は、空港を行き来する旅行者と、通勤・通学で利用する地元住民との利用時間帯がちょうど重なる早朝と夕刻が最も激しく、2023年の混雑率は122%に達します。
この数字は、全座席と全吊り革が埋まり、さらにドア付近にも人が立つ状態で、スマホ操作に支障はないものの、少し窮屈に思う混み具合に相当します。
中でも都心部の美栄橋、牧志、安里各駅の混雑ぶりは大変で、ホームで整列する乗客が電車に乗り切れず、次の電車を待つことも珍しくないようです。
ゆいレールは延長17kmの路線に19か所の駅を持ちますが、2025年度の1日当たり乗降客数トップ5は、1位:那覇空港駅9066人(年間約331万人)、2位:県庁前7606人(同278万人)、3位:おもろまち6139人(同224万人)、4位:旭橋5374人(同196万人)、5位:美栄橋4056人(同約148万人)となります。
県庁前、旭橋、美栄橋各駅は、都心の目抜き通り、「国際通り」と並行して位置する「都心駅」です。また、おもろまち駅は、都心北東部に隣接する、いわゆる「新都心」の玄関で、大型免税店やショッピングモール、美術館などがあります。
ゆいレールの混雑といえば実際、2026年4月17日の早朝に都心部の駅で電車が重量制限を超えたため、けたたましい警告音を発しながら緊急停止する事態も起きています。もちろん、開業以来の“珍事”です。





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