ネット転送だと「48時間以上!?」大容量データは“新幹線でのアナログ輸送”が最強! 通販最大手も実施するサービスとは
インターネットが普及し大容量データのやり取りも当たり前になりましたが、数TBにも及ぶ巨大データの転送は今なお課題です。その解決策として、新幹線など鉄道を使った物理的な輸送が有効な手段として注目されています。
カギは「鉄道」? アナログ輸送だからこそのメリット
では、そのような大容量データをどうやって先方に届けたら良いのでしょうか。その選択肢として選ばれているのが、なんと「鉄道」です。
鉄道は区間こそ定まっていますが、速達性と定時性に優れた交通手段です。必要なデータを記録したディスクを持ち込み、目的地まで物理的に輸送する方法は、一見アナログに見えますが、実は極めて効率的な転送手段となります。インターネット回線が低速だった時代はもちろん、現在でもその有効性が見られます。近年は耐衝撃性に優れたポータブルSSDなども普及しており、回線の占有を避ける意味でも有効な手段です。
特に列車の運行が安定している新幹線などの高速鉄道であれば、その効率の良さは言うまでもありません。インターネット上でも「新幹線に大容量のディスクを持ち込んで、物理的に輸送した」というエピソードが見られます。時間とコストを天秤にかけ、物理的に運ぶという選択が取られるのは、そう珍しいケースではないようです。
実際、この種の業務用サービスは存在します。代表的なのはAmazonが提供する「Amazon Snowball Edge」です。これは物理的にデータ移送を行うサービスで、インターネットに接続されていない環境などから、輸送車両を用いて迅速にデータをデータセンターへ運ぶことができます。また、少量のデータをやり取りする場合には、SSDをバイク便で目的地に運んでもらうといった話も見られます。
JR各社でも、法人向けの「はこビュン」のように、鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービスを実施しています。これは直接的にデータ輸送を目的としたものではありませんが、高速物流ネットワークとして新幹線を活用する事例は増えています。
一見非効率に見えるかもしれない物理的な方法でのデータ輸送ですが、実はデジタルよりもアナログのほうが効率的な珍しい事例と言えるのかもしれません。





コメント