「日本一短いトンネル」こんなに短かったのか…! まるで現役当時のままの廃線を“自力で通過” ウワサ通りの超人気アトラクションを体験

鉄道の線路の上を走りたい、と願ってもその希望はなかなか叶えられないもの。しかし、自転車型トロッコ「アガッタン」なら、レールの上を“爽快”に走ることができます。実際に体験してみたレポートと、アクセスや予約などの詳細をお送りします。

予約はとにかく早い方がいい!?

 アガッタンへのアクセスは、クルマがメインとなります。雁ヶ沢駅から乗車する場合は、アガッタンの受付がある「吾妻峡周辺地域振興センター」に無料駐車場が約15台分用意されています。前述の通り、雁ヶ沢駅までは受付から徒歩で数分かかります。

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美しく水を湛える八ッ場ダム。湛水面積304ヘクタール、総貯水容量1億750万立方メートル、有効貯水容量9000万立方メートル(遠藤イヅル撮影)

 一方の吾妻峡八ッ場駅は、2020年3月に完成した八ッ場ダムの堤体直下にあるため、八ッ場ダムの駐車場にクルマを停め、ダムのエレベーターで下に降りて駅に向かって受付を行います。こちらは駅と受付が同一です。

 アガッタンへの乗車は予約が優先。予約は片道のみです。往復する場合は片道ずつの予約が必要ですが、吾妻峡沿いに遊歩道が約2.5km整備されているので、「片道は歩いて帰る」ことも可能。おおむね40分ほどの散策です。なお筆者訪問時には、雁ヶ沢駅〜吾妻峡八ッ場駅の間をシャトルバス(有料)が運行されていたので、吾妻峡八ッ場駅へ戻る際は、このバスを利用しました。

 予約は専用予約サイトまたは電話にて。3か月先の月末まで予約ができますが、電話の場合、休業日は対応していません。季節や曜日によって1日あたりの便数も変動しますので、休業日ともども、アガッタンの公式ホームページで必ず確認を行ってください。

 トロッコの運転は必ず2名1組で自転車を漕ぎます。身長130cm以上あれば運転できますが、漕ぐのが2名とも中学生未満のペアはNGです。乗車料金は、筆者が乗った「3人乗り電動アシスト自転車型トロッコ」で片道3000円、往復だと5000円(どちらも1台あたり)です。

 補助シートを使えば3人乗りも可能。4人乗りタイプも用意されており、こちらは片道3500円/往復6000円(同)です。料金は当日の受付時、現金で支払います。

 記事を書いている7月下旬の時点で、夏休み期間の予約はかなり埋まっています。とくに雁ヶ沢駅発の「下り」は人気が高く、時間的にちょうど良い10:45分発の便は高確率で受付を終了しています。しかし雁ヶ沢駅15:45発の最終便や、吾妻峡八ッ場駅発の「上り」便全般、さらに8月下旬は上り・下りともに予約が比較的空いているようです。早めの行動が吉なのは間違いありません。

 2026年におけるアガッタンの営業は、12月上旬までとアナウンスされていますので、夏休みが終わってから訪ねてみるのもよいでしょう。秋の紅葉シーズンもきっと素晴らしい渓谷美を堪能できるはずです。

【超楽しそう!】これが「当時のままの廃線」を自分で走るアガッタンです!(写真41枚)

Writer:

1971年生まれの自動車・鉄道系イラストレーター/ライター。雑誌、WEB媒体で連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。クルマは商用車や実用車、鉄道ではナローゲージや貨物、通勤電車、路面電車、地方私鉄などを好む。

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