今でも乗れる現役SL図鑑 北海道から九州まで各地で活躍の列車8本
煙を上げながら力強く進む蒸気機関車。かつては鉄道の主役でしたが、現在は観光列車として国内各地を走っています。ここでは写真とともに、それらの列車を紹介します。
なつかしさと、憧れと…
【本記事は、旅行読売出版社の協力を得て、『旅行読売』2018年3月号に掲載された特集「なつかしさと、憧れと 昭和の鉄道旅」の一部記事を再構成したものです】
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昭和の日本を駆け抜けたSLが各地で復活し、今も力強く走っています。今なお活躍中の主なSLを紹介します。
「SLばんえつ物語」
1946年製造のC57形180号機の愛称は「貴婦人」。111kmを約3時間半かけて走る。
・運行区間:信越本線・新津~磐越西線・会津若松間(111km)
・運行日:4月~11月の土・日曜、祝日を中心に運行
・問い合わせ先:JR東日本お問い合わせセンター 電話050-2016-1600
「SL冬の湿原号」
白銀の釧路湿原をC11形171号機が疾走。タンチョウやエゾシカが見られることもある。
・運行区間:釧網本線・釧路~標津間(48km)
・運行日:1月下旬から2月を中心に運行
・問い合わせ先:JR北海道電話案内センター 電話011-222-7111
真岡鐵道の「SLもおか」
1946年製造のC11形325号機、1933年製造のC12形66号機が山里を走る。
・運行区間:真岡鐵道・下館~茂木間(42km)
・運行日:土・日曜、祝日を中心に運行
・問い合わせ先:真岡鐵道 電話0285-84-2911
東武鉄道の「SL大樹」
2017年8月、東武鬼怒川線に58年ぶりにSLが復活した。C11形207号機はJR北海道から借り受けたもの。
・運行区間:東武鬼怒川線・下今市~鬼怒川温泉間(12km)
・運行日:土・日曜、祝日を中心に運行
・問い合わせ先:東武鉄道お客さまセンター 電話03-5962-0102
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