模型に見る人気の艦艇、戦車はどれ? ほか「静岡ホビーショー2019」に模型各社集結

ミリタリージャンルのプラモデルは歴史が長いものですが、その商品ラインナップや売上げにおいては、たとえばどの艦艇が人気なのでしょうか。「静岡ホビーショー2019」の会場で、出展社にその実際のところを聞きました。

一般公開日は11日(土)と12日(日)

 プラスチックモデル生産の国内シェア86%を占める静岡市にて、恒例の「静岡ホビーショー」が、2019年5月8日(水)から12日(日)の日程で開幕しました。ツインメッセ静岡を会場に、プラモデル、ラジコン、鉄道模型などのメーカーがブースを出展、毎年7万人以上の来場者を数えるイベントです。

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今回の「静岡ホビーショー」における目玉展示のひとつ、実物大のIV号戦車『ガールズ&パンツァー』仕様(2019年5月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

 そのジャンルも多彩で、たとえばプラモデルとひと口に言っても、アニメ『機動戦士ガンダム』を題材としたいわゆる「ガンプラ」から、スポーツカー、日本の城郭、たこやき屋台、美少女キャラクター、農業機械と、日本有数のメーカーが集結しているだけあり出展は多岐にわたります。

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ハセガワの、「もしもA-10が無人機化されたら」というコンセプトのモデル。
このたこ焼き屋台のプラモデルは、マイクロエースが2013年に復刻する以前のもの。
トヨタ自動車の新型「スープラ」実車も会場に。

 もちろん、艦艇(軍艦)や戦車、戦闘機など、歴史の長いミリタリージャンルのプラモデルも、新商品を含め実に多くのキットが出展されていました。あまり知られていないマイナーな兵器も見られる一方、人気のものは各社競うようにキット化するため、会場のあちこちで目にすることができます。そうした傾向や実際の売り上げなどから、たとえば本当に人気のある艦艇はどれか、といったものも見えてくるかもしれません。

 そして、艦艇に関して結論から言えば、旧日本海軍の戦艦「大和」が突出しているそうです。タミヤブースで説明にあたっていたスタッフによると「知名度などからも、やはり段違いで『大和』が売れています」とのことで、確かに様々なキットが複数社のブースで見られました。

 では旧日本海軍の艦艇で、その次に来るものはなんでしょうか。昭和初期の少年たちのあいだでは、戦艦「長門」や空母「赤城」が人気だったそうですが、平成から令和にかけてのご時世には、ある駆逐艦の名が挙げられるそうです。

【写真】「静岡ホビーショー」会場にて、農業機械にお城、美少女…ほか

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