模型に見る人気の艦艇、戦車はどれ? ほか「静岡ホビーショー2019」に模型各社集結

ミリタリージャンルのプラモデルは歴史が長いものですが、その商品ラインナップや売上げにおいては、たとえばどの艦艇が人気なのでしょうか。「静岡ホビーショー2019」の会場で、出展社にその実際のところを聞きました。

「大和」の次はあの「幸運艦」

 前述のように、タミヤからは戦艦「大和」をはじめ、旧日本海軍の艦艇のプラモデルが多数、発売されています。そして「大和」の次に売れているものは、戦艦でも空母でもなく、駆逐艦「雪風」だそうです。

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350分の1スケール駆逐艦「雪風」。手前に見える金属パーツが「ディテールアップセット」で、奥はこれに彩色したもの(2019年5月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

「『雪風』は武勲艦として、また終戦まで生き残った艦艇として知名度があり、人気があるようです。また実に運のよい“幸運艦”としてもよく知られますが、その操艦技術や危機管理能力など、生き残るべくして生き残ったともいえ、そうしたあたりが人気の理由でしょう」(タミヤ)

 ブースには、350分の1スケールの「雪風」を、さらに精密に作りこめる「ディティールアップセット」を付加したモデルがディスプレイされていました。甲板の柵や主砲の砲身などを金属で再現した、本体キットとは別売りのパーツセットで、7月発売予定とのことです。価格は1万円近くと、本体キットよりも高価ですが、そのあたりにも人気の程が見て取れるかもしれません。

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350分の1スケール駆逐艦「雪風」用「ディテールアップセット」。
戦艦『大和』は売上げも段違いという。
2019年5月公開の映画『空母いぶき』より空母「いぶき」のキット。

 なお実際の駆逐艦「雪風」は、太平洋戦争において数多の戦闘に参加し、戦艦「大和」の最期にも同航しましたが、大きな損傷を受けることなく終戦を迎えています。戦後は海外に残された日本人を本土へ送る復員輸送任務に従事したのち、賠償艦として中華民国に引き渡され、1971(昭和46)年に解体されました。

【写真】「静岡ホビーショー」会場にて、農業機械にお城、美少女…ほか

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