新幹線や特急列車のきっぷ指定券 年末年始 GW お盆などの繁忙期 うまく予約する方法

JR各社のインターネット事前予約サービス

 事前予約サービスを利用するためには会員登録およびクレジットカードなど決済手段の登録が必要です。JR各社のサービス内容は次の通り。

●JR北海道・JR東日本:「えきねっと」で1か月と7日前から「事前予約」可能。
●JR東海・JR西日本・JR四国:「e5489」で1か月と7日前から「事前予約」可能。
●JR九州:「JR九州インターネット列車予約サービス」(ネット予約)「e5489」で1か月と7日前から「事前予約」可能。

「えきねっと」は、全国のJRのほぼすべての列車を検索・予約可能。「e5489」は、JR九州・JR西日本・JR四国・JR東海と、JR東日本の関東地域の列車を検索・予約可能です。「ネット予約」は、JR九州管内と山陽・東海道新幹線に対応します。ただし、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の寝台や観光列車、イベント列車などは対象外です。

 また、東海道・山陽新幹線のおトクなネット予約サービス「スマートEX」「エクスプレス予約」も、1か月と7日前から「事前予約」可能。ただし、年末年始の繁忙期は予約サイトにアクセスが集中するため、つながりにくくなるかもしれません。

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「えきねっと」の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」の予約画面(2018年3月、乗りものニュース編集部撮影)。

 また、原則としてきっぷの受け取りは、サービスを提供するJR各社のエリアだけです。「えきねっと」はJR北海道、JR東日本、JR西日本の北陸エリア。「e5489」はJR九州、JR西日本、JR東海、JR東日本関東エリアです。したがって、往復きっぷを手配した場合、出発駅で帰りのきっぷも受け取っておきましょう。

 インターネットだけではなく大きな駅の窓口でも、混雑対策のため「事前予約」を実施する場合があります。ただし、これらの「事前予約」は受付のみです。実際の手配は1か月前に行われますから、人気が集中した列車は予約できない場合もあります。筆者(杉山淳一:鉄道ライター)は「えきねっと」の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」で何度か予約していますが、人気のある列車を狙うせいか、勝率は5割ほどです。

【写真】きっぷの予約が手作業だった時代

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コメント

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1件のコメント

  1. 「スマートEX」「エクスプレス予約」には
    「事前申込サービス」がありますが。。。