2020年「鉄道」はこうなる! 新夜行特急 新新幹線車両 全線復旧 新駅 廃線 去る車両
4月~6月、北神急行で運賃改定 新幹線に「特大荷物スペース」設置
JR四国が「ものがたり列車」を運転
4月18日(土)から、JR四国は観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」を運転します。運転区間は高知~窪川間で、列車名は窪川行きが「立志の抄」、高知行きは「開花の抄」です。車両はキハ185系ディーゼルカーの2両編成。2両ともグリーン車で運転され、車内では高知名物の皿鉢風創作料理などが楽しめます。
札沼線の一部区間が廃止、西日本では夜行特急が運転開始
JR北海道が維持困難線区として挙げた線区のうち、札沼線の北海道医療大学~新十津川間が5月7日(木)で廃止されます。この区間は、1日1km平均の利用者数(輸送密度)が200人未満です。運行の継続には20年間で6億円の費用が必要なことから、廃止が決定しました。
JR西日本は5月8日(金)から、夜行特急「WEST EXPRESS 銀河」を京都・大阪~出雲市間で運行します。なお10月からは日中に、大阪~下関間で運行する予定です。「WEST EXPRESS 銀河」は、117系電車を改造した車両です。
東海道・山陽・九州新幹線は5月中旬より、「特大荷物スペース」とセットになった座席を販売します。これは、3辺の合計が160cm超250cm以内の「特大荷物」を車内に持ち込む場合に、最後部座席の後方に設けられた「特大荷物スペース」に荷物を置けるようにするものです。
特大荷物を事前予約なしで持ち込むと、手数料1000円を乗務員に支払い、所定の場所に荷物を置くことになります。ただし、ベビーカーなどはこれまで通り持ち込みが可能です。
日比谷線に虎ノ門ヒルズ駅が開業
6月1日(月)、北神急行線と神戸市営地下鉄の一体的運行が始まります。北神急行線は建設費がかさんだことなどから、運賃が高額に設定されていました。一体化後は運賃も見直され、たとえば谷上~三宮間は現行の550円から約半額の280円になります。
6月6日(土)、東京メトロ日比谷線の霞ケ関~神谷町間に、新駅である虎ノ門ヒルズ駅が開業します。同時に有料着席列車「THライナー」の運行も開始。運転区間は上りが久喜~恵比寿間、下りは霞ケ関~久喜間で、専用車両の70090型電車で運行されます。
ボックス席が無くなったら、横須賀〜総武快速線はますますグリーン車に需要が集中しそうだなあ。