悪質「県外ナンバー狩り」いつまで続く? 自治体で「在住確認書」配布の動き広がる

新型コロナウイルスの影響で、都道府県をまたいだ移動の自粛が呼び掛けられるなか、ほかの都道府県のナンバープレートを付けたクルマへの嫌がらせが横行しています。自治体も対策をしていますが、この動きはいつまで続くのでしょうか。

「和歌山県在住者です」確認書 2200件超え

 2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で、都道府県をまたいだ移動の自粛が呼び掛けられるなか、「県外ナンバー狩り」などと呼ばれる悪質な嫌がらせが全国で見られます。その都道府県外のナンバープレートをつけているクルマがあおられたり、落書きされたりといった事例です。

 これにより、たとえば引っ越してきたばかりの人など、その都道府県に居住していながらも、理由あってナンバープレートを変更できていない人が不安を抱えていることから、「〇〇県在住者です」などと記された表示カードを配布する動きが全国に広がっています。和歌山県や山形県は県単位で実施、ほか市町村単位で交付しているところもあり、民間でそのようなグッズを販売したり、自作する人もいたりするようです。

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都道府県外ナンバーのクルマが嫌がらせを受ける例が多発している。写真はイメージ(画像:写真AC)。

「実際に確認したわけではありませんが、石や空き缶などを投げつけられたと仰る方もいらっしゃいました」と話すのは、和歌山県の政策審議課です。和歌山県では5月7日(木)から「和歌山県県在住者です」と書かれた「在住確認書」の交付を開始し、5月20日(水)までに2207枚が発行されたそうです。

 交付開始当初に受け取る人が多かったものの、和歌山県含む39県で緊急事態宣言が解除されたのちも1日10数枚の交付があるとのこと。また、5月19日(火)から始めた鳥取県日野町のように、緊急事態宣言の解除後に交付を開始した自治体もあります。

 こうした在住確認書について、和歌山県の政策審議課は「あくまで緊急避難的な措置」だとしていますが、これには批判も寄せられています。

【画像】県外ナンバー狩り「自衛グッズ」も多数

 
    
 
    

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コメント

7件のコメント

  1. なぜ国がナンバー変更手続きの簡略化に動かないのか不思議でなりません。

    ナンバー変更の際の必要書類の多さと煩雑さに原因があると思いますが、先日実際にナンバー変更の手続きをして車庫証明は不要ではないかと実感しました。
    不動産屋に数千円かけて使用承諾書を手に入れ、平日に2度も警察署に赴いて車庫証明を取得しました(この時点ですでに辟易してます)
    そしてナンバー変更のために陸運局に提出したところ、コピーで控えを取ることもなく、チラッと確認しただけで「これはもう不要です返却します」と言われ、怒りさえ覚えました。
    ちなみに車庫証明を取得する際の使用承諾書についても警察署ではチラ見程度で確認され返却されました(怒)

    総じて車庫証明の存在自体も不要と考えます。
    車庫証明がなくなればナンバーを変更せずに放置してる人も多少は減ると思います。

    • 貴方のおっしゃるように車庫証明の車両の本拠地や車の寸法や型式など記載事項に関する確認の度は目に余るものがありますね、しかし車庫証明は必要です。
      車庫証明を申請して、その申請された保管場所が記載されている車両が収まるか否かは大切なことなのですね。
      最近は運送業の新規免許申請も緩和の災いから認可から単なる許可に成り下がってしまいました。
      故に陸運支局の監査官も新規事業申請に関して申請事業者の現地に出張することも少なくなり、最悪な事に架空の車庫に事業許可を出してしまった事態もありました。
      今コロナで運休しているバス会社の車庫はバスで満杯ですが、実はそんな状況を確認するのが事業申請から認可の流れだったのですが、緩和で事業者数が増えるにつれて現地を目視で審査なんてのはめっきり少なくなりましたね。
      ですから事故があると必死に運行管理責任を追及しますよね?役人は
      今回の県外ナンバー煽りに関して地元住民であるステッカーを配布するなんてのは単なる車庫飛ばし証明を役所が容認してるようなものなんですよ。

  2. 「小さな親切、余計なお世話」という冗句があるが、こういったレベルまでくると「地獄への道は善意で舗装されている」という警句がふさわしい。

  3. 他府県ナンバー狩り。
    もうコロナとかどうでもよくてただ他人を攻撃したいだけなんだろうな。
    日本人って本当陰湿だよな。

  4. 日本分断に、なりかねない。反社会的な行為と思います。日本全体に害悪しかもたらさない行為と思います。自粛警察行為は、社会的活動の全てを破壊しかねない。本当に自分たちの保身してていい事はない。

  5. 加えて元からヨソ者を除外したかった人間が新型コロナによって正義を得たと思い込んだのだろう。
    地理的に分断される地域間では人々の交流も薄くヨソ者感が強くなり、そういった傾向が強まりやすい。

  6. 「よその人をしいたげれば滅びる」

    この言葉は、今回の県外ナンバー狩りや自粛警察など数々の私的制裁をしてきた人たちが、今後まさに哀れな末路を経て破滅へと進むということを意味するだろう。

    特にコロナが完全に終息した後は、その覚悟が必要だ!