中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
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「災害対応にアシスト自転車」ってアリ? 内閣府 3.11後に導入の車両が大量廃棄 問われる意識
内閣府の庁舎の一画で、大量の電動アシスト自転車が廃棄を待っています。聞けば、東京都心で大渋滞が発生した3.11の教訓から災害対応のために導入したとのことですが、実際にはほぼ使われなかったもの。今後も更新が予定されています。
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警視庁の一斉飲酒検問に密着 「コロナ前に戻りつつある」その実態 崩れ落ちるドライバーも
師走の夜、警視庁が都内一斉の飲酒検問を実施しました。折しも1日に4人が交通事故で亡くなった日の夜、緊張感ただようなか、寒空の下で警官に事情を聞かれ、うずくまるドライバーの姿も見られました。
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「返して」みんなが払った自賠責の運用益6000億円どうなる? 財務省の借金 迫る期限
自動車関連の「強制保険」である自賠責保険。その運用益1兆2000億円を国交省から借りた財務省との覚書の期限が迫っています。本来は交通事故被害者の救済などに使われるはずの、残り約6000億円の“借金”、どうなるのでしょうか。
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「サポカー限定免許」来春施行で動き出す 「私も77歳」国家公安委員長が説くその内容
「安全運転サポート車」、すなわち「サポカー」のみを運転できる限定免許が新設されます。高齢者の運転による事故が相次ぐも、免許返納はなかなか進まず――限定免許がその状況の改善策となるのでしょうか。
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どう自衛? 多発する歩行者巻き添え事故 交差点の隙間から突っ込む車 対策はあるのか
東京の繁華街、上野広小路交差点で信号待ちの歩行者を巻き添えにする交通事故が発生しました。都内では同様の死傷事故が連続。安全と思える交差点でも、実は危険と隣合わせです。
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「鉄道大好き大臣」鉄道どうしますか? 地元の路線は廃線 斉藤鉄夫国交相の横顔
発足間もない岸田内閣の国土交通相、斉藤鉄夫氏に話を聞きました。名前に「鉄」、そして自他ともに認める「鉄道マニア」。リニアからローカル線まで課題山積みの鉄道、今後どうするのでしょうか。
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高校生は運転免許×の「3ない運動」市長が痛烈批判 遠ざけるだけでは解決しない課題
高校生をバイクやクルマから遠ざける「3ない運動」。40年前の全国運動の影響が、いまも根強く教育現場に残ります。この状況に危機感を覚え、痛烈に批判した自治体トップの言葉から、現代の社会問題が浮き彫りになりました。
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オリパラ組織委の車が事故起こしすぎ なぜそうなった?問われる運転管理と「トップの意識」
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の関係車両が、3か月のあいだに多数の交通事故を起こしました。安全対策の欠如を指摘する声もあります。なぜ事故は多発したのでしょうか。
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交通違反切符の押印「任意です」国家公安委員長が周知のワケ そもそも何のため?
交通違反切符を切られた際、押印または指印が求められますが、これは「任意」であると国家公安委員長が改めて周知しました。押印にはどのような意味があり、なぜいま、改めて周知されたのでしょうか。
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免許更新時の持参写真「なぜこれNG?」 市民の声受け警察庁「基準明確にする」と通達
運転免許は持ち込み写真での更新が可能ですが、その写真の「基準をわかりやすくする」と警察庁が全国の警察へ通達しました。きっかけは「なぜこの写真がNGか」という市民の声。再撮影を求められた場合の負担を軽減する目的もあります。