吉永陽一(写真作家)の記事一覧
Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。
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【空から撮った鉄道】「ALFA-X」奇跡の空撮に成功! 1両の半分以上が“鼻”異形の高速試験車
プレミアム
JR東日本のE956形「ALFA-X」を捉えた貴重な空撮を紹介します。鉄道の試験車は形状も様々で、唯一無二の存在。そのなかでも、独特なフォルムかつ速度を追求する新幹線高速試験車は、ファンの心を惹きつけます。
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ホームも何もないのに「特急はここで乗り換えて」!? 台湾最後の「旧客」旅 “おおらかすぎる”未知の体験づくし【後編】
プレミアム
2006年の訪台から月日が流れ、「藍皮車」こと台湾の旧型客車を使用した列車は、南部の南廻線のみの運行となりました。旧客の運行最終日はコロナ禍によって渡航できず涙をのみましたが、観光用車両として美しく整備されています。
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非冷房&ドア全開 台湾「旧客普通列車」の旅 暗闇の駅で思う「日本もこうだったのか…」【前編】
プレミアム
台湾では2020年まで、旧型客車(旧客)が「普快」という種別で運行されていました。昔から変わらない非冷房に扇風機。窓は全開で、デッキのドアは手動で開け放し。日本の旧客と瓜二つの客車が、つい最近まで走っていたのです。
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【空から撮った鉄道】新顔の新幹線、空から見ると愛らしい「カバさん」? 東京の“桜と鉄道名所”を縦横無尽に撮り回る
プレミアム
2024年4月の東京は近年にしては珍しく桜の開花が遅く、第2週になっても満開。10日は春霞もないスカッとした快晴だったので、1時間ばかり都内を空撮しました。時間帯はあまり空撮したことのない15時以降。どのような作品に仕上がるでしょうか。
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ドアにぶら下がるほど満員の“只見線”が現れる! ミャンマーを走る日本の車両たち 軍事政権前の光景【後編】
プレミアム
クーデターやコロナ禍より前の2018年3月、私はミャンマーへ、日本からの譲渡車両に会いに行きました。後編では、ヤンゴン環状線の車内や人々の営みを紹介します。運よくキハ40形がやって来たのです。
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「松阪―鳥羽」に「久留里線」!? ミャンマーを走る日本の車両たち 軍事政権前の光景【前編】
プレミアム
ミャンマー(ビルマ)の国鉄へ日本の中古車両が譲渡され、気動車が近距離輸送で活躍しています。しかし同国は2021年の国軍クーデターによって気軽に旅行できる国ではなくなりました。2018年3月、私が現地へ赴いた際の鉄道旅ルポを前後編でお伝えします。
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【空から撮った鉄道】思わずジオラマにしたい!春ならではの「空鉄」術 世界を彩る桜 菜の花はちょっと厄介
プレミアム
先の号では冬の空鉄シーンを紹介しました。季節は春。今まで空撮してきた中から、春のシーンをまとめてみました。代表的な桜や菜の花も、地上から見るのと空から見るのとでは表情が違うのです。
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【空から撮った鉄道】熊本の路面電車の「日本初」を狙う “パンタのついた銀座線”もいた!
プレミアム
熊本市内には熊本市電と熊本電鉄の路線があります。2021年7月26日、うだるような暑さのなか市内をぐるぐると旋回し、2つの鉄道を空撮しました。とにかく暑かった1日の記録です。
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【空から撮った鉄道】路面から山を越えて地下へ “ド迫力”京阪京津線を追う
プレミアム
京阪電鉄京津線は、大津市中心部では併用軌道、逢坂山の山越えは急曲線に急勾配、御陵駅手前から地下鉄東西線へ乗り入れと、短距離で路面・山岳・地下鉄と変化。そんな稀有な路線を空から捉えました。
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【空から撮った鉄道】煙を吐き出して東北随一の峠越えに挑み、平坦路ではギャラリーもたくさん「SL銀河」
プレミアム
10月、東北シリーズを3回に渡ってお伝えしました。その別編として、JR釜石線を走った「SL銀河」の空撮を紹介します。運行終了が決まった後、2021年9月の空撮です。