競合?共存? 西武「拝島ライナー」vs JR特急「おうめ」 どう棲み分けられているのか

2018年に運行が始まった西武鉄道の「拝島ライナー」。翌2019年には同じく拝島を通るJR東日本の特急「おうめ」が運行を開始し、通勤ライナーvs特急の構図が出来上がりました。どのような棲み分けがあるか、実際に乗車し見てきました。

「おうめ」は「あずさ」などと同じ車両

 一方、中央線と青梅線を経由するJRの「おうめ」の停車駅は、新宿・立川・拝島・河辺・青梅。平日の運行本数は新宿駅基準で18時45分発と22時30分発の2本。所要時間は新宿~拝島間が44分(1号)、37分(3号)です。停車駅が少ないこともあって、「拝島ライナー」よりも所要時間が短くなっています。

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特急「はちおうじ」に使われるE353系電車は、長野県内まで行く「あずさ」と同じ車両(2017年11月、恵 知仁撮影)。

「おうめ」の運行時間帯は中央線から直通する青梅特快がなく、新宿~拝島間を快速で移動するとおよそ1時間かかるので、速達サービスとしても「おうめ」は機能しています。運賃・料金の合計金額は、普通車指定席1240円(きっぷの場合)です。

 両社の車両を比較してみます。「拝島ライナー」は上述の通りがロング/クロス転換シートの40000系、「おうめ」は長距離特急「あずさ」などでも使われるE353系電車です。どちらの車両にも、トイレや無料Wi-Fi、コンセントなどがついており、高品質のサービスを提供しています。

 総合すると、速達性では「おうめ」、1時間ごとに利用できる利便性や指定料金の安さは「拝島ライナー」に、それぞれ軍配が上がりそうです。

【競合「おうめ」の利用者は?】拝島駅を発車する頃

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