懐かしの「列車ビュッフェ」実は今も全国に! “レストラン”ほどじゃない でもそれがいい!

全国で乗れる! ビュッフェ車両いろいろ

 いま体験できるビュッフェの多くは、観光列車に設けられています。

■JR東日本「越乃Shu*Kura」サービスカウンター
 新潟県内を走る観光列車です。食事メニューのある旅行商品を予約しなくても、地域の地酒や天ぷら、暖かいお茶漬けなどを注文して楽しめます。

■JR東日本「SLばんえつ物語」サービスカウンター
 新津~会津若松間を走るSL列車です。4時間以上の長旅であり、弁当、飲み物、酒、アイス、菓子、おつまみ、グッズ類など、様々なメニューが豊富です。

■JR西日本「ベル・モンターニュ・エ・メール」販売カウンター
 北陸地方の氷見線・城端線を走る観光列車です。寿司職人が乗車しており、車内で握りたての寿司が提供されます。沿線の地酒やおつまみ、グッズ類も販売されています。基本的には予約制ですが、少数ながら車内販売も行われます。

■JR四国「四国まんなか千年ものがたり」
 四国の多度津~大歩危間を走るレストラン列車ですが、当日注文可能な軽食、飲料メニューが豊富なので紹介します。予約制食事メニューの品質も高いですが、当日飛び乗りでも楽しめます。

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JR四国「四国まんなか千年ものがたり」にて(安藤昌季撮影)。

■JR九州「ゆふいんの森」ビュッフェ
 九州の博多~由布院・別府間を結ぶキハ71系とキハ72系のどちらにも、ビュッフェが備えられています。地域の飲料とグッズが中心ですが、予約も可能なお弁当メニューもあります。特に、予約できる「おおいた和牛弁当」は非常に美味しいです。

■JR九州「36ぷらす3」ビュッフェ
 九州を「ぐるっと回る」ので、毎日違う場所を走る観光列車です。廃止された787系電車のビュッフェを「復活」させたとのことですが、隣のラウンジカーで座って食事できるので、かつての特急「つばめ」以上のサービスといえます。カレーライスやうどんなどのホットミールもあります。

えっ! 0系新幹線でのメニューです(写真)

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