自衛隊が中国軍の「アゴと尻尾がある異形機」を撮影! 沖縄本島と宮古島の間を飛行 無人機も出現
今回は無人機と一緒に飛んできました。
空自機が撮影した画像が公開
防衛省・統合幕僚監部は2025年6月30日、中国軍のY-9哨戒機とBZK-005偵察型無人機が沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表。自衛隊機が撮影した画像を公開しました。

Y-9は元々、中国が多用途中型輸送機として開発した機体で、輸送機のほか、早期警戒機や哨戒機などの様々な派生型が存在します。哨戒機タイプは、機体後部から細長く伸びた「尻尾」のような磁気探知機が特徴。これは磁力で潜水艦を探し出す装置で、哨戒機ではよく見られる装備です。機首には顎のようなレーダーのカバーがあります。
今回は、中国軍の「BZK-005」偵察型無人機と同日に出現し、沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋まで飛行した後に反転。再び沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海に向けて飛行したとしています。
これに対し、航空自衛隊が南西航空航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、対応にあたったとしています。
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