バイクETCだけの「個人情報収集」なぜ20年間も行われていた? 一転して「270万件“全削除”」の不可思議 何に使ってたの?

二輪車ETCに登録したユーザー約270万人分のデータが、2025年度末で全て破棄されます。いったいどういうことなのでしょうか。

不要になった個人情報を保持し続けて一転、全削除

 こうして蓄積された個人情報は、取得そのものが目的化していた可能性があります。個人情報を保持し続ける理由は、いずれにしても消滅しているのです。そして6会社は個人情報登録制度の廃止を明らかにしました。その理由はこうです。

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個人情報登録制度の廃止を知らせる高速6会社(中島みなみ撮影)

「二輪車ETC車載器のセットアップ登録が(※紙の申込書から)完全なデジタル化に移行できたため」

 個人情報を保有した「二輪車ETC事務局」の実態は、その責任者も所在地も利用者に公開されていませんでした。破棄を決めた今になって「責任をもって破棄する」と言われても、“覆水盆に返らず”ではないでしょうか。

 ただ一方、高速道路料金の改定について議論する国交省の国土幹線道路部会の利用者ヒアリングでは、有識者の委員が利用者団体に対して、利用車の排気量などの状況を聞く場面がありました。二輪車ETC車載器の270万件におよぶデータを精査すれば、その状況は緻密に深堀りすることができるはずです。

 こうした情報の存在も部会に知らされてきませんでした。活用もなされないまま破棄されるのは不可解です。

【え…!】これが20年間「バイクETCだけ個人情報を取得した」理由です(写真)

Writer:

1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。

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コメント

2件のコメント

  1. セットアップが廃止されるって事?

  2. これって

    不都合になった

    (流出した可能性があって、先に消してなかった事にする)

    火消し臭がするwww

    先に消したら

    流出した可能性があるが

    証明できないって逃げる気じゃwww