「うわ、東京のマンション価格じゃん…」160km離れてるのに!? “畑の中の新幹線駅”が約30年で大化けした、これだけの理由
新幹線はときに“周囲に何もないところ”に駅が設けられますが、その多くでは周辺地域の成長が限定的です。しかし、開業から約30年で既存市街地を超える発展を遂げた駅があります。そこは東京から160km以上も離れた場所です。
それはまさに“ジェネリック軽井沢”
もっとも、賃貸を含めれば安価な住居は容易に見つかります。すぐ隣の軽井沢は、豊かな自然や高い水準の生活環境で知られていますが、生活にはクルマが不可欠で、また開発規制などによりマンション供給量もきわめて限られています。それに対し佐久平は、豊かな自然に恵まれながら、大型商業施設もあり、駅近くの時間貸し駐車場も安価であることなど、生活の利便性は軽井沢と同等以上です。
こうした“佐久平の成功”の背景には、やはり新幹線単独駅ではなく、在来線との結節点であること、そして上信越道佐久IC、中部横断道佐久北ICおよび佐久中佐都ICに囲まれるという交通の便に加え、駅周辺の農家を粘り強く説得し、広い農地を商業地や住宅地に転換できたことが挙げられるでしょう。
佐久平駅周辺の開発は区画整理事業の完結でひと段落ですが、佐久中佐都IC近くにはまだ十分に開発の余地があります。これからも佐久平は“ジェネリック軽井沢”として、さらに繁栄するかもしれません。
Writer: 植村祐介(ライター&プランナー)
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。





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