次世代主力戦車計画が“視界不良”に フランスは「ルクレール」繋ぎを検討 ドイツも同じく このまま別々開発も!?

フランスが、主力戦車ルクレールの代替となる暫定的な解決策の検討を進めていると、フランス国内メディアが報じています。その理由はMGCSの遅延にあるようです。

結局別々に戦車を開発する可能性も…

 MGCSは立ち上げ当初から大きな困難に直面しています。まず、開発に関わる企業の一つであったラインメタルが、資金負担割合の調整が進む中で、独自に新型主力戦車KF51「パンター」を開発。これが抜け駆けだとして物議を醸しました。さらに、KNDSを設立したKMWとラインメタルの間で「レオパルト2」の知的財産権を巡る問題も発生。同問題が法廷に持ち込まれるなど、事態はさらに紛糾しました。

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結局ラインメタルが開発した新戦車KF51「パンター」の方がいち早く形となっている。この車両は130mm砲搭載でドイツの求めた戦車砲と同じといえる(画像:ラインメタル)

 知的財産問題で和解が成立した後の2023年12月には、イタリアのレオナルドがMGCS開発への参加意向を示しましたが、後に決裂。最終的に、契約を結んだ4社体制で開発が進められることになりました。

 そもそもMGCSは、従来の単一の主力戦車ではなく、複数の有人戦闘車両とUGV(無人車両)を組み合わせた陸上戦闘システムの開発プログラムです。

 中核となる有人戦車についても、130mm砲と140mm砲のいずれを主兵装として採用するかで意見が分かれています。ドイツとフランスでは砲に対する運用要求の差が大きく、現時点でも結論には至っていません。

 どちらの砲を採用するかによって、弾薬、装填装置、さらには車体設計まで大きく変わるため、早期の決定が求められています。しかし、フランス側がドローンやネットワークを活用した戦闘システムの中核として有人戦車を位置づけているのに対し、ドイツ側は欧州大陸における高強度機甲戦を重視しており、両者の溝は依然として埋まっていません。

 場合によっては、この暫定案から発展した戦車が、将来的に両国それぞれのMGCSの中核となる可能性もあります。

【画像】結局どんな感じの車体になるの? これが、現状でのMGCS予想図です

Writer:

ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

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コメント

1件のコメント

  1. フランスと一緒に開発して、うまくいった例を知りたい。

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