火を使えない飛行機で「アツアツ機内食」が出てくる謎! ギャレーに隠された特殊オーブンと“味覚の科学”
上空1万mを飛ぶ飛行機の中で提供される、温かい機内食。しかし、火を使えない機内で、どうやって何十人分もの食事を一度に温めているのでしょうか。そこには「空のキッチン」ならではの驚きの仕組みがありました。
秘密は「スチーム」にあり! ギャレーで活躍する特殊オーブンの正体
海外旅行などで国際線の旅客機に乗ると、機内食が提供されます。これらは飛行機での旅の大きな楽しみの1つでもありますが、安全上の理由から、機内では火を使う調理はできません。では、どうやって機内食をアツアツの状態にしているのでしょうか。
実は機内食は、地上で調理されたものが温度管理された状態で機内に運び込まれます。そして提供する直前に、「ギャレー」と呼ばれる機内キッチンのオーブンで温めているのです。
なお、機内で使われる加熱機器は、電子レンジだけではありません。蒸気や熱風を活用するオーブン(スチームオーブン/コンベクションオーブンなど)で、メインディッシュを温める方式も広く用いられています。
たとえばANAの例では、スチームオーブン1台で通常32食を一度に温められるとされており、複数の食数をまとめて効率よく準備できる仕組みになっています。
このオーブンには、型によっては「ドライモード」や「保温モード」が選べるものや、一部で解凍機能を備えるものも存在します。
こうしたプロ仕様の装備があるからこそ、空の上でも美味しい食事が楽しめるのです。





コメント