デカい!低い!イカついヤマハをもう一度…? 250ccから1100ccまで一斉を風靡した「アメリカンの王道」の21年

国内のバイクメーカー4社から、次々とアメリカン・クルーザータイプのモデルが発売された1980年代後半から1990年代において、不動の人気を獲得したのがヤマハのドラッグスターでした。21年にわたる歴史を振り返ります。

「ドラスタ」との愛称で発売から4年連続ベストセラーに!

 1980年代後半から1990年代にかけては、日本のバイクメーカー4社ともアメリカン・クルーザータイプのモデルを発売し、日本の市場にジワジワと浸透していった時代でした。

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1980年代後半から市場に浸透していったアメリカン・クルーザーモデルの中で、高い完成度で登場した1996年発売のヤマハ・ドラッグスター400(画像:ヤマハ)

 その先駆けは1985年発売のカワサキ・エリミネーターとスズキ・イントルーダー。その次に登場したのが1988年発売のホンダ・スティード400とヤマハ・XV250ビラーゴです。

 そして1996年に発売されたのが、ヤマハ・ドラッグスター400です。アメリカン・クルーザーの王道スタイルを貫き完成度を高め、不動の人気を獲得しました。

 ドラッグスター400の前身はヤマハ・XV400ビラーゴで、この空冷V型の400ccエンジンをリファイン。ロー&ロングの仕様とし、アメリカン・クルーザーのスタイルをどこまで貫きながら、日本のバイク市場のニーズに合う400ccモデルとして発売されました。

 多くのクルーザーファンが熱狂させたのは、ライバルのスティードやイントルーダーより、低く構えるようなスタイルとライドポジションでした。「ドラスタ」の愛称で広く支持され、発売年から4年連続のベストセラーに至りました。

 前後しますが、1998年には兄弟モデルのドラッグスタークラシック400、そして1999年にはドラッグスターシリーズのさらなるハイスペックモデル、ドラッグスター1100も登場しました。

 ドラッグスタークラシック400は、スタンダードモデルよりもさらにワイドなタイヤを履き大型ヘッドライト、フットペグなどを装備させ、より無骨で重厚な印象の1台でした。

 また、ドラッグスター1100は、ドラッグスター400のロー&ロングの特長をさらにリファインさせたモデルで、XV1100ビラーゴの1100ccエンジンをベースに、スポーツモデルのXJR1300などで採用されたシリンダー、ピストンなどを搭載。重厚さを高める一方、性能面・安全面でも細部までこだわり抜いて作られたモデルでした。

 なお2000年には、このモデルにもクラシック1100が追加されドラッグスターシリーズの王道のイメージをより高めていきました。

【250ccもめちゃデカ!?】これが歴代の「ドラッグスター」です(画像)

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