JAL成田~ウラジオストク線 初便に乗ってみた 日系会社で初の路線 空港ではロシア軍機
JALが開設した成田~ウラジオストク線、この初便を搭乗取材しました。飛行時間は2時間少しと、飛行時間としては短いものの国際線らしさが見られます。ユーラシア大陸に入ってからの景色は、なかなか日本では見られないものでした。
JALのウラジオストク線初便は同社屈指の短距離国際線
JAL(日本航空)が2020年2月28日(金)に成田~ウラジオストク(ロシア)線を開設、その初便に搭乗し取材してきました。同路線は、2020年3月28日までの1か月間、水、金、日曜の週3往復で運航されたのち、いわゆる「サマーダイヤ」となる翌3月29日から1日1往復、運航されます。
成田からロシアの首都モスクワへ行く場合の所要時間は10時間程度かかり、ロシアは遠いとイメージされがちですが、このウラジオストクはJALが「2時間半で行けるヨーロッパ」というように、その距離が魅力のひとつです。これは「少し遠い国内線」程度で、同社の国際線のなかでも屈指の短距離フライトのひとつでもあります。またJAL便は、お昼前に出発し夕方前に到着するので、フライトの前後で比較的ゆっくり過ごせるのもポイントのひとつでしょう。
機内はフルサービスキャリアらしいものです。同路線を担当する2クラス、144席仕様のボーイング737-800型機には、機内モニターが備わり前後間隔にもゆとりがあります。
初便の機内には、路線就航を祝ってロシアの著名な民芸品「マトリョーシカ」を模した風船が飾られ、また、ロシア語での自動機内アナウンスも流されていました。
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