草町義和(鉄道ニュースサイト記者)の記事一覧
Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)
鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。
-
【廃線跡の思い出】距離わずか0.1km 廃止後も残っていた箕面温泉ケーブルカーの車両
プレミアム
営業距離がわずか0.1kmというケーブルカーがありました。それが箕面温泉ケーブルカー(箕面鋼索鉄道線)です。廃線から1年後に訪問しましたが、それから23年後に訪れたときには、違った光景が展開していました。
-
「単線新幹線」実現するか 長崎や四国の新幹線構想で注目、しかし数多くの課題が
膨大な建設費がかかる新幹線。その整備方式のひとつとして「単線案」が浮上しました。長崎新幹線の未着工区間や四国新幹線を単線で整備して建設費を抑えようと考えられていますが、その実現には様々な課題があります。
-
文化財に登録される「スイッチバック駅」、えちごトキめき鉄道の二本木駅を訪ねてみた
えちごトキめき鉄道の二本木駅。急な坂が続く区間に位置するため、列車がジクザグに行き来する「スイッチバック」の駅ですが、このほど駅構内の施設7件が国の登録有形文化財になることに。どんな駅なのか、実際に訪ねました。
-
天皇陛下ご乗車の「お召し列車」どんな列車? 運転に際して指示される特別な決まりも
天皇陛下が乗られる「お召し列車」。警備は厳しく、運転に際しては細心の注意が払われます。一般の列車とは異なる特別な決まりも多数。お召し列車で使用することを考慮した特別な車両で運転されることもあります。
-
名古屋の「城北線」に乗る 1時間に1本、大都市の鉄道なのに「ローカル線」の理由
名古屋の北側でJR東海道本線と中央本線を東西に結ぶ東海交通事業城北線。線路は複線の高架橋ですが、日中は1両の列車が1時間に1本走るだけです。沿線人口は多いのにローカル線のようなのは、国鉄時代の「ルール」が影響していました。
-
平成から「令和」へ 鉄道が改元で対応すること 「昭和最後の日」は昭和駅に客が殺到
新元号が「令和」と発表されました。前回の改元時、昭和から平成に切り替わる際は、徹夜で券売機の作業などが行われ、「新しい時代」のきっぷを求める人の列もできたといいます。
-
沖縄「ゆいレール」で利用者急増、混雑激化 3両編成化は実現できる?
沖縄県の那覇市内に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)が開業してから16年。浦添市内への延伸区間がまもなく開業しますが、車両を増やして3両編成にする構想も浮上しました。その背景にはハイペースで進む利用者の増加があります。
-
駅の自動券売機がATMに変身! 東急が現金の引き出しサービスを始める理由
東急電鉄などが自動券売機を使った現金引き出しサービスを始めます。スマホのアプリと連携させて現金を引き出せるというもの。鉄道会社がこのようなサービスを始めるのは、ICカードの普及で変わった自動券売機の事情が絡んでいました。
-
【廃線跡の思い出】南国の地を走った大東糖業専用鉄道を訪ねる
プレミアム
かつて沖縄県の南大東島には大東糖業専用鉄道が存在していました。サトウキビ輸送に特化した鉄道でしたがトラック輸送に切り替わり、鉄道輸送の役目を終えました。廃止から23年後、同鉄道を訪ねてみました。
-
【廃線跡の思い出】新潟県内で初めて電車が走った路線 蒲原鉄道を巡る
プレミアム
かつては新潟県の加茂駅と五泉駅を結んでいたローカル私鉄の蒲原鉄道。自家用車の普及による利用客減少で廃止となりました。それから9年が経とうとするころ、廃線跡を訪問してみました。