酔ってましたで許されるか! 鉄道係員への暴力 21年度下期の件数はコロナ禍前に迫る

人出が増えてくれば…といったところです。

宣言明けは増加傾向が顕著に

Large 20220525 01
駅の有人窓口。写真はイメージ(画像:写真AC)。

 一般社団法人「日本民営鉄道協会」が、大手民鉄16社で2021年度に発生した鉄道係員に対する暴力行為の件数を集計。これによると、発生件数は126件で、過去10年間で最少だった前年度の104件を上回り、増加に転じました。

 2021年度は上期にあたる9月30日まで、一部の地域で緊急事態宣言が発出されていました。暴力行為の件数について同期間のみを比較すると、前2020年度と同水準で推移(54件)していますが、宣言が解除された下半期は増加に(72件)。2年前のコロナ禍前に迫る水準です。

 宣言の発出中は、移動の制限やテレワークの推進などにより輸送人員が大幅に減少し、あわせて暴力件数も減少傾向となっていました。では暴力行為の詳細について見ていきます。

 時間帯は22時から終電までの深夜に集中したほか、加害者は飲酒している場合が7割近くを占めました。なお、年齢は幅広い年代に分布しています。

 発生件数を曜日毎に見ると、週の中ごろは比較的少ない一方、土・日曜日に増える結果に。発生現場はプラットホームが全体の41%を占め最多となり、次いで改札(30%)、列車内(11%)、その他(10%)と続きます。この傾向はおおむね、前年度・前々年度でも同じです。

 発生状況については、酩酊者に近づいた時が最多の28%という結果でした。次いで理由なく突然に暴力を振るわれるケースが24%、その他が23%、迷惑行為を注意した時が17%などとなっています。

 日本民営鉄道協会は「犯罪である暴力行為をなくし、安全で快適な鉄道を維持するため、引き続き啓発ポスターの掲出など各種の取り組みを実施してまいります」としています。

【了】

【訓練】駅ホーム上で警察官へ蹴りを入れる刃物男

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス