小型旅客機は本当に”狭い”のか? J-AIRの答えは「NO!むしろ広い!」 機長が話すその理由

大型ジェット旅客機とくらべ、地方間を往来するような小型ジェット旅客機は、その見た目から、旅客にとっては”狭い”という印象を持たれがちです。J-AIRの機長によると、実はそうではないとのことです。

76席・95席の2タイプの旅客機をもつJ-AIR

 通路が2本あり、300人以上を乗せ大都市間を行き来するような大型のジェット旅客機。対して。通路が1本で100席以下といった地方間を往来するような小型ジェット旅客機は、その小ぶりな外観や、客室に入ったときの見た目から”狭い”という印象を持たれがちです。ただ、航空会社によっては、実はそうではないところもあるようです。

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J-AIRの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 JAL(日本航空)グループで、大阪・伊丹空港を拠点とするJ-AIRでは、2種類の旅客機を保有しています。76席を配するエンブラエル170と、その胴体延長タイプで95席を配するエンブラエル190です。ともに国内で現在使用されているジェット旅客機のなかでは、もっとも小型の部類に入ります。

 2022年5月、伊丹空港で実施されたJ-AIRの航空教室にて、とあるJ-AIRの機長は参加者に向け、エンブラエル170の機内で次のように話しました。

「座席の配置が横2-2列なので、必然的に見た目はこの狭さになってしまうんですが、冷静に座席を見ると、この飛行機の横幅や足元、広いと感じませんか?」

【写真】J-AIRの小さい方「E170」の客室を解剖

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