「零戦」の正体はアメリカ軍機だった!? あらゆる軍用機に扮した「テキサン」の七変化 名優か大根役者か

真珠湾攻撃を描く映画『トラ・トラ・トラ!』では、日本の零戦として出演した航空機がありました。アメリカ製の練習機T-6「テキサン」です。実は零戦以外にも、数々の名機に化けた役者でもありました。

日本の航空自衛隊も使った練習機

 1941年12月8日、ラジオの臨時ニュースで大本営陸海軍部から8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入ったことが伝えられました。いわゆる「真珠湾攻撃」で、以降日本は、太平洋でアメリカ軍と激戦を繰り広げることになります。

Large 20231208 01
戦時中のT-6「テキサン」(画像:アメリカ海軍)。

 この真珠湾攻撃は、数々の映画の題材としても扱われていますが、なかでも有名な作品のひとつに、日米合作で1970年に公開された『トラ・トラ・トラ!』があります。

 CGもない時代につくられた同作は、当時ほとんど機体が残存していない零戦21型や九七式艦攻などの旧日本軍機をどうするかが大きな課題でした。そこで、白羽の矢が立ったのがT-6「テキサン」という航空機です。

「テキサン」は1930年代、ノースアメリカン社がアメリカ陸海航空隊向けに開発したレシプロエンジン搭載の高等練習機です。第2次世界大戦中はアメリカ軍の練習機としてパイロット育成だけでなく、連絡、偵察、救難機などにも用いられました。ほかの連合軍の国々にも配備されたほか、戦後には、元敵国でもある日本の自衛隊でも練習機などの用途で使用され、自衛官のパートナーを務めました。最終的には世界で1960年代まで使われています。

【見破れるか??】これが“日本軍機に扮した「テキサン」”です(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  4. 品川と青森を結ぶ「新たな夜行特急」が2027年度から運行へ 所要時間は12時間超え フルフラット仕様の個室も
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開