ボロボロ!?「海自唯一の4発輸送機」後継はどれに? 本命・国産・南米の新星・大穴まで 間もなく動き出す “次期輸送機レース” の行方
空自と海自で運用されてきた傑作ターボプロップ輸送機C-130「ハーキュリーズ」。とくに海自の機体は中古のリプレイス機のため更新が迫っています。防衛省で後継機選定に向けた調査を開始するなか、候補になりそうな機種を比べてみました。
「候補機」と見られる顔ぶれ
まず必須条件としては、太平洋上の重要な拠点である硫黄島や南鳥島まで余裕を持って運用できる航続距離と十分なペイロードに加え、約1370mという南鳥島航空基地の短い滑走路に発着可能な能力が必須と考えられます。
そのうえで効率を重視するならば、C-130シリーズでエンジンやプロペラなどを換装して飛行性能を向上させたC-130J、もしくはそのストレッチ型であるC-130J-30が最有力候補といえるでしょう。なぜなら、搭乗員や整備員がC-130Rの取り扱いになれていることを鑑みると、新機種導入にあたり必要な教育訓練を効率化できるからです。
なお、最大ペイロードは約20t(C-130J-30)と他の候補機に比べ少ないですが、離陸滑走距離930m、着陸滑走距離427mという短距離離着陸性能は無視できません。
しかしながら、世界に目を向けると、老朽化したC-130をC-130Jで更新しないケースも見られます。その際の選択肢として近年、採用が相次いでいるのが、ブラジルのエンブラエルが開発したC-390「ミレニアム」です。これまでに母国ブラジルだけでなく、ポルトガルやハンガリーに納入され、オランダやチェコ、スウェーデンなどのNATO(北大西洋条約機構)加盟国や韓国などが採用を決めています。
C-390はエンジンこそターボファン双発ですが、大きさはC-130と同規模で、最大ペイロードは26t、航続距離は最大ペイロード時で2000kmとなっており、空中給油機型もあります。
日本でもエンブラエル社製の機体は、リージョナルジェットが日本航空やフジドリームエアラインズなどで運用されていますが、軍用機を採用した実績はありません。
しかし、すでにPR活動を開始したようで、昨年開催されたDSEI Japan 2025にエンブラエルは初めてブースを設け、その壁面には自衛隊塗装のKC-390の絵が描かれていました。





A400Mの能力を凌駕する国産C-2あるのに、A400Mを選択肢に入れるいみが分からない・・・