空自屈指の「秘匿性高すぎ部隊」じつは2026年春に“ひそかな大改編”やってた!? 最新の電子戦機「XEC-2」も近々配備か
2026年3月の航空自衛隊の部隊改編。宇宙作戦団の陰で、ひそかに「警戒航空団」が大幅な機能拡充を遂げていました。MiG-25事件を機に発足した同部隊に、電子戦や無人機偵察などの極秘任務が集約された背景と、最新機「XEC-2」の動向に迫ります。
度重なる改編で増強
臨時警戒航空隊は、1986(昭和61)年4月に「臨時」の二文字が取れ、警戒航空隊になるとともに、E-2Cで対領空侵犯措置任務を本格的にスタートさせます。そして、E-767早期警戒管制機の導入に伴い、1999(平成11)年3月に隊本部を浜松基地に移転し、2005年3月に飛行警戒監視隊(E-2C)と飛行警戒管制隊(E-767)の2個飛行隊となりました。
その後、南西方面の防空体制を強化するため、2014(平成26)年4月に那覇基地に第603飛行隊を新編するとともに飛行警戒監視隊を第601飛行隊、飛行警戒管制隊を第602飛行隊に改編し3個飛行隊体制となります。また、2019年3月には高性能なE-2Dの配備が始まり、2020(令和2)年3月に警戒航空隊から警戒航空団へと改編されました。
そして冒頭に記した通り、このたび新体制がスタートしたのです。この改編の目的について、司令の鮫島建一空将補は、部隊の公式サイトで「自衛隊の各種作戦環境を、より効果的かつ実効的に構築する」、「個別の機能を有機的に連携させ、相乗効果を発揮する」ことと述べています。
2026年3月の部隊改編では、航空戦術教導団と隷下の電子作戦群が廃止されたほか、RQ-4B「グローバルホーク」高高度滞空型無人機を運用する三沢基地の偵察航空隊も廃止されています。そして、両部隊が担ってきた機能の移管先となったのが、警戒航空団です。
一連の改編によって警戒航空団には、三沢基地から1個飛行隊、入間基地から2個飛行隊が編入され、新たに「第502飛行隊」、「電子飛行測定隊」、「電子戦隊」が誕生しています。そして、三沢、浜松、那覇、入間の各基地に隷下部隊が所在し、その任務も従来の警戒監視や対領空侵犯措置から、偵察や電子戦データの収集などに広がりました。





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