夏の高速は“ボンッ”に要注意! 突然タイヤが破裂する「バースト」なぜ起きる? 周囲を巻き込む恐怖と自己防衛策
帰省や行楽で高速道路を利用する機会が増える夏。実は高速道路でのトラブル原因の約4割が「タイヤ」に関わるものだとか。大事故につながりかねない突然のバースト(破裂)の原因と、出発前に必ず確認すべき3点を解説します。
自分だけの問題じゃない! 出発前に見るべき点検ポイント
こうしたタイヤトラブルのリスクは、出発前の点検によって減らすことができます。乗用車で見ておきたいのは、大きく3つです。
1つ目は「空気圧」。日本自動車タイヤ協会によると、空気圧は1か月で5%程度、自然に低下します。月に1度、タイヤが冷えているときにエアゲージで測り、車両指定の空気圧に合わせましょう。
やっかいなのは、低下が見た目では分かりにくいこと。JAFのテストでは、偏平率の低いタイヤは、空気圧を半分にしても見た目や運転では気づきにくいという結果が出ています。ゲージで測るのが確実です。
2つ目は「傷や劣化」。側面の深い傷や、内部のコードに達するひび割れ、コブのようなふくらみがないかを確認します。異常があれば走行を続けず、タイヤ販売店や整備工場に相談しましょう。
3つ目は「溝の深さ」。溝の深さが1.6mmまで減ると、摩耗限界を示す「スリップサイン」が現れます。スリップサインが1か所でも露出したタイヤは使用できません。
このほか、釘などの異物が刺さっていないか、ホイールの変形がないかも確認を。トラックやバスなどの大型車では、ホイールナットの緩みや脱落、錆汁、過積載も要チェックです。ただし締め付けは自己判断せず、整備工場などに任せましょう。
夏の高速道路は、クルマにもタイヤにも過酷な環境です。出発前のわずかな点検が、自分と家族、そして周りのクルマの安全を守ることにつながるのです。





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