自衛隊にピッタリじゃないか? エアバスのキーマンがわざわざ来日して売り込んだ新型「無人機」の正体 「ヘリの代わり」だけじゃない万能さよ!

エアバスが開発中のUASについて、同社グループのキーマンが来日して説明しました。じつは、自衛隊のニーズに応える製品として、日本へ売り込みを図っている可能性があります。

「あのとき話してたことの意味が分かった…」

 前に述べたように筆者は2月にスペインを訪問してSIRTAPの話を聞いているのですが、この時点で、スペイン国防省からは要求の出ていない電子戦機化の話が強調されていました。その時は将来の可能性の一つくらいに思っていたのですが、エアバスが日本政府のスタンド・イン・ジャマーのニーズを把握していたとすれば、電子戦機化の構想が強調されていたことにも合点がいきます。

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東京で「SIRTAP」のブリーフィングを行ったエアバスのモデスト・レブエルタ氏(竹内 修撮影)

 レブエルタ氏はブリーフィングで、日本製機器のSIRTAPへの搭載可能性を示唆していました。防衛省はUASへの搭載を想定した電波妨害装置の研究を2024年度から始めており、28年度の完了を目指しています。

 氏はSIRTAPに搭載する機器を開発できる日本企業との話し合いも来日の目的の一つだと述べていました。そこには、防衛省が進めている研究結果を基に電波妨害装置を開発・製造できる企業、という意味も含まれているのかもしれません。

【画像で詳しく!】これがエアバス「新型無人機」の正体です!

Writer:

軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。

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