黄色いクルマ、意外と売れている? メーカーが車種のイメージカラーにする背景

自動車メーカーが、黄色を車種のイメージカラーに設定するケースが増えています。「黄色いクルマ」、全体的に見れば少数派ですが、なかには、黄色を選ぶ人が2割を占める車種もあります。

メーカー、ユーザーにとって「黄色いクルマ」とは?

 2019年現在、クルマのボディーカラーにおける黄色の傾向について、BASFジャパンに聞きました。

――黄色の設定はどのようなクルマに多いのでしょうか?

 日本車では軽自動車とコンパクトカーが中心で、アジア全体で見るとSUVでもその傾向があります。欧州車はコンパクトやミッドサイズ(メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズなど)が中心です。北米車では、スポーツカーにおいて黄色が伝統的に定着しています。

Large 20190603 01
「ベガスイエロー」のアウディ「Q2」(画像:アウディ)。

――メーカーはどのような意図で黄色を設定するのでしょうか?

 黄色の特徴は、スポーティーさを表現できる点です。機能に重きを置いたSUVや、環境に配慮したクルマが市場において注目されるなか、ブランドとして、またモデルとして、スポーティーさの表現によって差別化を図る狙いがあるでしょう。

 ユーザーにとっては、(経済性を重視した)軽自動車やコンパクトカーであっても、自動車本来の「走り」や「運転する楽しさ」を求めたい、黄色を選ぶことでほかと差別化して「かっこよさ」や「自分らしさ」を表現したい、といったニーズがあると思います。メーカーにとっても同様で、ユーザーの心に響く色を打ち出したいと考えた結果、それが黄色という、わかりやすいメッセージとして表れているのです。

 もうひとつの要因としては、ここ数年、鮮やかなレッドメタリックが世界的に注目されてきた点です。赤もスポーティ―な色の代表ですが、それが見慣れてきたなかで、より新鮮な表現を求める傾向があると思います。その点、黄色は赤よりも個性が際立ち、誰が見てもスポーツカーを連想させる強さがあるでしょう。

【写真】あんなクルマにも! 黄色いクルマ大集合

【トリビア】なぜその色? 乗りものの色、どんな意味がある?

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス