列車のヘッドライト 形が変われば表情も変わる 時代ごとの流行も 今後はどんな顔に?

鉄道車両の「顔」を形作るヘッドライト。その形状や位置はいまでこそ、車両によって様々です。特に形状には、時代によって流行がありました。光源にLEDが用いられるなど技術的にも進歩していますが、どんなものがあるでしょうか。

1980年代の流行、角型ライトケースとは

 1980年代に入るとヘッドライトの形に変化が現れます。

 これまでヘッドライトのケースは丸型が当たり前でしたが、京急電鉄の800形808編成が角型ヘッドライトで登場したのをきっかけに、角型ライトが流行り始めます。

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小田急8000形。ブラックフェイスと角型ライトは1980年代から1990年代にかけての流行(2012年9月、児山 計撮影)。

 1982(昭和57)年には、小田急電鉄8000形や京急電鉄2000形などがこぞって角型ライトを採用。スクエアな車体に角型ライトは全体的にカチッとした表情を生み出し、同時期に流行した、正面から見た際の運転台とその周囲を黒く彩る「ブラックフェイス」と合わせて、当時普及していたデジタル時計のような印象になりました。

 この「ブラックフェイス+角型ライト」というスタイルは私鉄を中心に大流行し、国鉄も1985(昭和60)年登場の211系で、角型ライトを採用しています。ブームは1990年代まで続き、この時期にデビューした車両の大きな特徴となりました。

 1990年代後半になると、小型で明るいHID(高輝度放電)ランプが鉄道車両に採用され、新たな表情が生まれます。ライトが小型化し配置の自由度が増したことで、小田急60000形のように、床面よりも低い位置にヘッドライトを配置するデザインも生まれました。

【写真】駅で電球交換する様子

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コメント

2件のコメント

  1. 私鉄の車両は運転台が高いというが国鉄がまだあった時代にそんな電車は特殊なものを除けば東武、相鉄、名鉄、山電ぐらいにしかなかったのではないか。

  2. 国鉄211系は周りの枠が角型なだけで、ライト自体は丸型じゃね?

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