ネットで話題「恋山形駅」本来は別の名称だった? ほか「恋」にあやかった駅とは

その名称から、恋愛のパワースポットとしても知られる智頭急行線の恋山形駅ですが、元々は別の駅名で開業を予定していました。同じような例は三陸鉄道リアス線にもあり、駅ホームなどが恋愛にちなむ装飾となっています。

もうひとつ「恋」に改称した駅とは

 しばらくは何の変哲もない駅でしたが、2013(平成25)年6月、駅の設備がピンクに装飾されます。これは同年1月、駅名に「恋」が付く鉄道会社4社が協同で推進した「恋駅プロジェクト」を引き継ぐものでした。智頭急行はピンク塗装に関して「全国に向けた話題の提供ならびに、さらなる地域の活性化を目指した」としています。

 恋山形駅のほかにも、恋愛のパワースポットとされる駅があります。前述の「恋駅プロジェクト」参加駅のひとつ、三陸鉄道リアス線の恋し浜駅(岩手県大船渡市)です。

 同駅は、元々は「小石浜」と表記していました。名称は周辺の地区名から取ったものであり、開業は1985(昭和60)年10月。すでに運行が国鉄から第三セクターの三陸鉄道に移管した後のことです。この時、地域住民が駅誕生を祝って詠んだ短歌に「恋し浜」という表現があったそう。

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三陸鉄道リアス線の恋し浜駅(画像:三陸鉄道)。

 月日が流れた2008(平成20)年、小石浜地区のブランドホタテが「恋し浜」と名付けられます。それにちなみ翌2009(平成21)年7月、駅名も「恋し浜」へ改称したのでした。

 駅のホームには、鳴らすと恋愛が成就するとされる「幸せの鐘」が設置されているほか、駅前にはハートマークで彩られた自動販売機があります。待合室には、ホタテの貝殻を絵馬として使い、願掛けとして吊るせるスペースもあります。

【了】

【写真】開業当初の恋山形駅の様子

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