県道ならぬ「険道」 数は「酷道」よりも膨大? 初心者にはお勧めできない道路たち
細く狭かったり、荒れ果てていたりする国道は、愛好家から「酷道」と呼ばれますが、総延長では国道をはるかに上回る都道府県道などにもそうした道路があります。たとえば県道は「険道」などと呼ばれますが、どのような道があるのでしょうか。
細く狭かったり、荒れ果てていたりする国道は、愛好家から「酷道」と呼ばれますが、総延長では国道をはるかに上回る都道府県道などにもそうした道路があります。たとえば県道は「険道」などと呼ばれますが、どのような道があるのでしょうか。
阿川弘之著 贋車掌の記(六興出版)(1982年)の中に、高度成長期の東北を自動車で旅行する話があるのですが、その中に酷道・険道・死道・懲道・損道といった言葉が出てきます。おそらくこれが一番最初ではないでしょうか。
広島県道では、三原の仏通寺裏手から三原久井ICに抜ける県道50号が酷かった。
谷底から高度差最大100m位の山道ですが、幅員2m未満で離合不可能な区間が数km続き、路面はアスファルト舗装はほぼ剥落して雑草や落木が多い凄い道です。
他にも県東部では福山市~神石高原町の400番台の県道はどれも酷い。
小出奥只見線は初心者でもゆっくり走れば安全です。大部分がトンネルの連続で、陽の光の差す普通の道が時々顔を出すという感じ。トンネルだらけの道を抜けたら、日本有数の大ダム、奥只見ダムが待っています。トンネルは掘りぬいたままで凸凹の岩肌が地下水で濡れ、独特の気分を味わえます。