銀座線の一部区間、年末年始に6日間運休 渋谷駅で新ホーム築造 東京メトロ

東京メトロ銀座線の渋谷駅移設工事に伴い、同線の渋谷~表参道間と青山一丁目~溜池山王間が年末年始に6日間運休します。この工事後、新ホームの使用が始まる予定です。

線路を移設してホームを築造

 東京メトロは2019年6月12日(水)、銀座線の渋谷駅移設に伴う線路切り換えとホーム移設工事のため、12月28日(土)から2020年1月2日(木)までの6日間、銀座線の渋谷~表参道間と青山一丁目~溜池山王間で終日運休すると発表しました。

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工事期間中、銀座線の渋谷~表参道間と青山一丁目~溜池山王間が終日運休になる(画像:東京メトロ)。

 6日間とも銀座線は始発列車から最終列車まで運休し、表参道~青山一丁目間と溜池山王~浅草間で折り返し運転を実施。あわせて、東京メトロや都営地下鉄の全線をはじめ、JR東日本、東急電鉄、東武鉄道、京成電鉄、小田急電鉄、京王電鉄、つくばエクスプレスの一部線区で振替輸送を行います。

 折り返し区間における日中の運転間隔は、表参道~青山一丁目間が約12分、溜池山王~浅草間が約3分です。

 なお、諸事情により工事が中止された場合は、12月29日(日)から2020年1月3日(金)までの6日間に運休日(工事日)が変更される予定です。

 地上3階部分にある銀座線の渋谷駅は、渋谷駅街区基盤整備にあわせてリニューアルが進行中。新しい駅は現在の位置から表参道駅方面におよそ130m移動した先の、明治通り上空に設けられる計画です。現在は降車と乗車のホームが別々ですが、新しい駅では2本の線路に挟まれる形でホームがひとつになり、現在より拡幅されたうえでホームドアも設置されます。

 今回の工事は、この駅移設工事の一環として実施。浅草方面行きの線路を北側に、渋谷方面行きの線路を南側にそれぞれ移設し、移設により空いた線路のあいだに新ホームを築造します。

 今回の工事が終わった2020年1月3日(金)の始発列車から、新ホームの使用が始まり、2020年度にホームドアが設置される計画です。

【了】

【写真】渋谷駅新ホームはここに設置される

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