「正直不安…」ネガティブ要素満載の愛車をネットで売却! 話題のWeb査定でトラブルは?

バイクの売却時に頭を悩ませるのが売り先です。筆者はバイクの買い替えでそれまで乗っていた愛車が実店舗の「下取り」や「買取」で納得できる価格にならなかったため、今話題のネット売買サービスを利用してみました。その結果は……。

「下取り」「買取」で希望に沿わないときの奥の手

 そこで頭をよぎったのが、それまでの愛車「ZX-9R」の処分方法です。前出の店に下取りの相談をしたところ、ピンクにオールペイントしていたことが仇となって「15万円」という答えでした。

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新たに購入した2000年型モト・グッツィ「V11スポーツ」。昔から欲しかったバイクで、たまたま馴染みの店に委託販売で入荷したことが縁で購入。このバイクとの出会いが「ZX-9R」を手放す結果となった(山崎 龍撮影)。

 想定より低い金額だったため、少しでも査定額アップを目論み交渉を開始。その結果、「20万円で精一杯」との回答を引きだしましたが、少しでも高値で売るべく、このあと大手中古車店を含めて数社を回りました。しかし、どの店も提示した金額は10~18万円と納得のいかないものばかり。諦めかけていたところに、知人がバイクの売買サービス『カチエックス』の存在を教えてくれたので、これに一縷の期待を託すことにしたのです。

『カチエックス』とは、スマートフォン(スマホ)で撮影した画像を車両情報とともに専用のアップロードサイトに登録すると、それを見た全国300社以上のバイク業者の中から最大17社の購入希望者が入札し、一番高値をつけた業者が落札するというWebサービスです。

 その間の連絡や手続きは、『カチエックス』の専任担当者が間に入って代わりに行ってくれます。もし、金額が満足できない場合は価格交渉まで担ってくれます。しかも、仮に気が変わって売却をやめても違約金は発生しません。利用者に仲介手数料や車両運送料などが発生しないのもメリットです。

 インターネットを使った中古車売買サービスというと、買取希望の業者から電話やメールが集中したり、しつこい営業電話がかかってきたりするのが難点ですが、『カチエックス』の場合、交渉するのは最高値をつけた業者だけなので、売却を断る場合でも手間がかかりません。

 また、査定を出してから実車を見て減額交渉をするのが買取業社の常套手段ですが、利用者が虚偽の申告をした場合を除いて、引き上げ時の減額交渉が禁じられているところも安心ポイントです。

【スマホがあればOK!】これがバイク売買サービス『カチエックス』の流れです(写真)

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