じわり増える首都圏「朝活」列車 通勤ピークシフトは始まっていた?
首都圏鉄道各社の早朝速達列車の状況
朝の通勤通学のピーク時間帯は、ターミナル駅到着8時台とする会社が多いようです。そこで、主要路線の平日上り、都心ターミナル駅5時台~7時台着の速達列車を調べました。
東武鉄道
通勤時間帯にかかわる直近のダイヤ改正は2017年4月21日でした。
●伊勢崎線
東武動物公園始発列車のうち3本が久喜始発に区間延長されました。このうち1本が7時台押上着で、そのまま東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線に直通します。押上・浅草着の速達列車は、5時台に準急1本。6時台に急行・区間急行6本、準急3本。7時台に急行・区間急行11本(北千住行き含む)、準急3本。6時台と7時台に有料特急が3本ずつあります。複々線区間のおかげで早朝速達列車も多いですね。
●東上線
池袋着は5時台に急行と準急が1本ずつ。6時台に急行2本と準急3本。7時台に急行3本と準急6本。有料座席指定列車の「TJライナー」が7時5分着で1本あります。
西武鉄道
直近のダイヤ改正は2018年3月10日でした。通勤時間帯の大きな変更は2017年3月25日のダイヤ改正で実施されました。有料座席指定列車「S-TRAIN」の誕生です。所沢6時24分発、有楽町7時16分着があります。このとき、小手指~ひばりヶ丘間が増発され運行間隔も短縮されました。
●池袋線
池袋着は5時台に快速1本、準急1本。6時台に急行2本、快速2本、準急1本。7時台に快速急行1本、急行・通勤急行4本、快速5本、準急・通勤準急5本。有料特急「むさし」「ちちぶ」は6時台に3本、7時台に2本です。各駅停車も多くバランスの取れたダイヤといえそうです。
●新宿線
西武新宿着は5時台に準急2本。6時台に急行5本と有料特急「小江戸」1本。7時台に急行6本と準急6本、「小江戸」2本。速達列車の多いダイヤです。
貴重なまとめ記事、ありがとうございます!
ただ常磐線ユーザーとしては記載内容に違和感が。
取手以南の快速運転エリアでは最早中距離列車も快速電車も違いがないので、早朝Biz観点では上りときわ位しか…
(ちなみに上野基準だと6時代の品川行きは1本、7時代だと4本の品川行きがあるので、強いて言えばこれかも?)