じわり増える首都圏「朝活」列車 通勤ピークシフトは始まっていた?

新幹線と通勤ライナーが走るJR

JR東日本

 近年のJR東日本のダイヤ改正は、武蔵野線、京葉線、南武線などで形成する東京メガループに力を入れています。都心からの放射状路線としては、上野東京ライン、湘南新宿ラインなど南北直通列車のダイヤ改善が行われています。また、東北新幹線の通勤利用も増えているようです。

●東北・上越新幹線

 東京着7時台の東北新幹線は「なすの」5本、上越新幹線は「たにがわ」「Maxたにがわ」計3本。つまり、大宮~東京間は合わせて8本の通勤新幹線が走っています。これは大手私鉄の速達列車に匹敵する本数です。ただし、新幹線は原則として6時以降の運行になるため、東京着5時台、6時台はありません。参考までに、JR東海の東海道新幹線は東京着7時台に「こだま」3本です。通勤新幹線の需要は北関東の方が大きいかもしれません。

●中央線快速

 新宿着基準で5時台は各駅停車のみです。6時台に特別快速2本、快速7本。7時台に通勤特別快速2本、特別快速1本、快速18本。このほか有料列車として、6時台に「中央ライナー」1本、7時台に「中央ライナー」「青梅ライナー」が合わせて2本あります。特急は6時台と7時台に「成田エクスプレス」が1本ずつあり、通勤利用としても使える時間帯です。

●東海道線

 7時台に有料列車の「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」が計3本あります。6時台と7時台に快速「ラビット」がありますが、東海道線区間では各駅停車です。直通先の東北本線で快速運転となります。

●横須賀線

 特急「成田エクスプレス」が6時台に2本、7時台に3本あります。本来は成田空港アクセス用の列車です。JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」では、夕方の東京発横浜・大船方面に限り、特急料金を35%引きする商品があり、帰宅列車としての利用を推奨しています。残念ながら朝の上り列車には設定されていませんが、早朝の通勤ライナーとしても魅力的だと思われます。

●常磐線

 東京メトロ千代田線直通の各駅停車、常磐線快速に対して、速達列車として考えて良い列車は長距離普通列車です。上野着6時台に2本、7時台に4本あります。このほか7時台に特急「ときわ」が4本あります。

●宇都宮線・高崎線

 大宮~東京間は京浜東北線に対する速達列車という意味も持ちますが、5時台に上野着の列車はなく、6時台に7本、7時台に13本です。また、7時台に高崎線の特急「スワローあかぎ」が1本あります。

この記事の画像をもっと見る(3枚)

テーマ特集「新生活に役立つ! 通勤ラッシュの乗り越え方から「座れる列車」「高速バス通勤」まで」へ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 貴重なまとめ記事、ありがとうございます!

    ただ常磐線ユーザーとしては記載内容に違和感が。

    取手以南の快速運転エリアでは最早中距離列車も快速電車も違いがないので、早朝Biz観点では上りときわ位しか…
    (ちなみに上野基準だと6時代の品川行きは1本、7時代だと4本の品川行きがあるので、強いて言えばこれかも?)