座って通勤・通学に「課金」、最も定着している路線はどこ? いくらなら払えるか“上限”も明らかに! 一方で“苦言”も多数!?
乗りものニュースでは読者アンケートを実施。通勤・通学時における「有料着席サービス」の利用者が多い路線や、利用しやすい「課金額」などが分かってきました。
多い「グリーン車」利用も深刻な問題も
回答者のうち、最も利用されている「有料着席サービス」の路線は、小田急ロマンスカーでした。全回答者の15.7%を占め、私鉄特急に絞ると45.1%と半数に迫ります。
私鉄では、「京王ライナー」や東武の「TJライナー」「THライナー」、京急「ウィング号」、京成「スカイライナー」、西武池袋線や西武新宿線で運行されている各特急列車も挙がっており、関東の私鉄各社で幅広く利用されているようです。
関西では京阪ライナーの利用が最も多く、近鉄特急や南海の「サザン」「ラピート」にも複数の票が集まりました。
一方、JRのグリーン車では首都圏の中央線が最も利用されており、全体の10.1%、JR利用者に限定すると33.3%と約3割を占めています。ただし、東海道線や高崎線、宇都宮線、横須賀線、常磐線など、湘南新宿ラインや上野東京ライン系統の利用者として合算すると、全体の14.6%、JRでは48.1%を占めています。
総武線快速のグリーン車も多く利用されているほか、JRの特急列車では「湘南」や「あかぎ」「かいじ/あずさ」の利用も見られます。
「(中央線の)東京始発の電車だと東京駅の乗客だけでグリーン車が埋まってしまうことが多く、途中駅からだとグリーン車に座れないこともあります。以前の中央ライナーや青梅ライナーのように座席を分けてほしい」(40代・男性・首都圏在住)
「JRグリーン車導入線区の中で中央線(青梅線)だけが線内限定であるのは納得できません。湘南新宿ライン、上野東京ライン、総武快速線等との料金通算制の導入を強く希望しています」(60代・男性・首都圏在住)
「ただ乗りしている人をしっかりと追い出して欲しい」(50代・男性・首都圏在住)
グリーン車を利用する回答者からは、「座席の指定化」を望む声が多く挙がりました。始発駅付近で満席となることも多く、途中駅から利用する人の中には、利用時間をずらさなければならないなど不便を感じているケースもあるようです。
また、グリーン車の不正乗車を頻繁に見かけることへの不満や、中央線のみ料金通算制の対象外となっている現状の改善を求める意見も多く寄せられました。
一方、私鉄の特急列車利用者からは大きな不満はあまり聞かれなかったものの、京急「モーニング・ウィング号」やロマンスカー「メトロホームウェイ」などについては、一部列車の増便を求める声が挙がりました。
また、グリーン車や特急列車の設定を望む路線については、JRでは京葉線、武蔵野線、内房線、外房線、横浜線などが挙げられました。さらに、相互直通運転によって移動距離が長くなっている路線についても、有料着席サービスを導入してほしいという意見が寄せられています。





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